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共同通信杯
レース展望
タヤスツヨシ、エルコンドルパサー、ジャングルポケットなどのG1馬を輩出している出世レース。ここ3年は大物は出ていないが、今年はどうだろう。過去10年で1番人気は[5-2-0-3]で連対率70%。重賞連対のある馬は結果を出す傾向。1番人気が堅実なため、馬連は10倍以下が6回と堅く収まることが多い。99年は10万馬券が出たが、重賞初挑戦の馬が1番人気とメンバーのレベルが低かった。連対馬20頭のうち18頭に1800m以上の経験があったように距離経験が問われる。
人気になるのはストーミーカフェとニシノドコマデモ。あとは山内厩舎のダンツキッチョウとロードマジェスティだが出走するのかどうか現時点では未定。ストーミーカフェは札幌2歳S1着、朝日杯FS2着と実績は十分。距離はこなすが、やはりポイントは58キロだろう。過去には57キロでビワハヤヒデ2着、ナリタブライアン1着はあるが、58キロは初めて。これまで何度も書いてきたが、相馬眼的に高評価できる馬。能力の高さであっさり克服か。
ニシノドコマデモは東京コースでいちょうS1着、東スポ杯2歳S3着の実績がある。東スポ杯では直線で前が開かずに外に持ち出すロスが響いたもの。2着ペールギュントにも不利はあったが、着差はクビだった。未勝利戦でストーミーカフェに子供扱いされたが、今回は末脚を生かせる東京コース。斤量2キロ差と乗れている横山典騎手の腕で逆転を狙う。母ニシノチャペルはセイウンスカイの半妹。父が皐月賞でセイウンスカイの2着だったキングヘイローというのは面白い。
ダンツキッチョウ、ロードマジェスティは山内調教師が使ってくるようなら注目。あとはシンザン記念3着のマルカジーク、若駒S2着のケイアイヘネシー、若竹賞を勝ったダイワアプセットが続きそう。マルカジークにはペリエ騎手。先週は19レースに騎乗して1勝2着2回とやはりスロースタートだった。マルカジークは母が短距離馬だが、京都芝1800mで2着がある。ケイアイヘネシーは芝1800mで5戦のキャリアがあるので注意。間隔が空いた馬が多いので、各馬の仕上がりをよくチェックしたい。
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