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クイーンC
レース展望

年明け最初の3歳牝馬重賞。昨年はダイワエルシエーロがオークスを制したようにオークスで活躍する馬を出す傾向がある。過去10年で1番人気は[3-1-1-5]で4連対。連対馬20頭のうち15頭が4番人気以内だが、00年から03年まで4年連続で10番人気以下が連対して大荒れだった。サンデー産駒が[5-2-2-13]で連対率31.8%と活躍している。ステップや勝ち星に関係なく結果を出すので注意したい。現在5年連続で連対中。

人気になるのは、ショウナンパントル、ライラプス、パーフェクトマッチの3頭。ショウナンパントルは阪神JFを制した2歳女王。桜花賞前の長距離輸送とローテーション、オークス前に東京コースを経験させたいことなどが考慮されて出走することになった。新潟で好走しているので左回りは問題なさそうだが、やはり課題は56キロの斤量だろう。共同通信杯のストーミーカフェがこなしたようにこの馬も能力でカバーするか。本番前の一戦で陣営の勝負度合いもポイントになりそう。

ライラプスは阪神JF7着。外枠スタートで終始外を回ったことを考えればトップと0.4秒なら悪くない内容。シンザン記念で見せ場なく5着に敗れたのが気にはなるが、今回は大幅にメンバーが楽になるので見直しは必要か。鞍上は武豊騎手。パーフェクトマッチは1勝馬で現時点では抽選対象。新馬戦でシックスセンスを負かし、休み明けのジュニアCはロードマジェスティと0.2秒差の2着。見た目よりパワーがあるので、今の東京コースは合うかもしれない。鞍上は今年[2-5-10-34]のペリエ騎手。

あとは今回と同コースのベゴニア賞を勝ったラドランファーマ、未勝利戦の勝ちっぷりが良かったプリンセスイブ、京成杯で牡馬相手に5着したジョウノビクトリアあたりが人気になりそう。ラドランファーマは赤松賞で3着に敗れたが、出遅れが大きく響いたもの。ここまで3戦して上がり3Fは全てメンバー最速で赤松賞でも最後の伸びは目立っていた。課題もあるが、それをクリアできれば。松岡騎手が騎乗するケージーカチドキにも少し注目したい。土曜日は天気が微妙。馬場状態も考慮したい。

2005/02/16
競馬アナリストGM

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