[an error occurred while processing this directive]
阪急杯
レース展望

高松宮記念の前哨戦。昨年のスプリンターズSを勝ったカルストンライトオはここから始動する。本番でプレシャスカフェとメイショウボーラーに対抗できる馬の出現を期待したいが、果たして目処を立てる馬はいるのだろうか。過去10年で1番人気は[3-2-0-5]で5連対。過去5年だと[2-1-0-2]だが、連対した3頭はG1馬で連対を外した2頭はG1馬でなかった。1番人気はG1馬でないと不振傾向。この時期に変更された00年以降は全連対馬が5枠より内枠の馬。開幕週で前が残りやすく、内々をロスなく進んできた馬が活躍している。

人気になるのは、ギャラントアロー、カルストンライトオ、アドマイヤマックスあたりか。ギャラントアローは前走シルクロード2着。3番手に控える競馬をして結果を出したのは大きいが、今回も上手くいくかどうか。阪神芝1200mはスタートしてすぐにコーナーのあるので、スピードに乗れるかどうかが鍵。57キロになるのは有利だろう。カルストンライトオはスプリンターズSを制したが、不良馬場だった。香港スプリントでは大幅馬体増でシンガリ負け。夏馬タイプなので仕上がりがポイント。59キロがいかにも不利に映るが・・・。

アドマイヤマックスは前走はダートで度外視。1200mは少し短いが、このメンバーなら何とかするか。最近は終いの踏ん張りが利かなくなってきた感も少しある。右回りだと内にもたれるので、福永騎手の手綱捌き次第か。あとは混戦で人気はかなり割れそう。調子、馬場、枠順、騎手の腕などを加味して総合的に判断したい。調子が良く、斤量の軽い馬に注目してみるのもひとつの手だろう。人気馬が崩れると大波乱になりそうなので、馬券は思い切った作戦を獲っても面白そうだ。

2005/02/24
競馬アナリストGM

[Home]