[an error occurred while processing this directive]
福島牝馬S
レース展望

父内国産限定のカブトヤマ記念が廃止され、昨年から牝馬限定の福島牝馬Sに変更された。昨年は57キロを背負ったオースミコスモが直線で抜け出して勝ち、2着に10番人気のマイネヌーヴェルが追い込んで馬連は101.7倍の波乱となった。昨年はトーセンリリーがハイペースで飛ばしたが、今年も展開が鍵になりそう。多頭数、荒れ馬場、小回りコースと荒れる要素は多数あるだけに今年もひと波乱ありそう。

人気になるのはメイショウオスカル、オースミハルカ、レクレドール、ヘヴンリーロマンスあたりだが、人気はかなり割れそう。アズマサンダースは出走を回避した。メイショウオスカルは中山牝馬S2着。内が伸びる馬場で外々を回って差してきたことは評価できる。芝1800mは[1-2-2-0]と最も得意な距離。馬体はもう少しパンとして欲しいが、ローカルコースなら条件は悪くない。オースミハルカは芝1800mは3戦3勝。休み明けでも走るが、今回は58キロを背負う。荒れ馬場で58キロは楽ではないだろう。

レクレドールは中山牝馬Sは最後方からメンバー最速の34.3秒で追い込んだが8着止まり。スローペースではここまでが精一杯だった。決め手はあるので、展開が向くようなら激走がありそう。ヘヴンリーロマンスは近2走大敗続き。地力はあるが、器用さがないのでローカルコースを克服できるかが鍵。昨年の愛知杯では10着に敗れている。ただし03年に函館で好走したときはこなしていたので、荒れ馬場で地力が問われるようなら。

あとは中山牝馬S3着のチアフルスマイル、昨年2着のマイネヌーヴェル、休養前にオーロCを勝ったシャイニンルビーあたりが続きそう。それほど実力差はないので、距離・コース適性、展開、枠順、荒れ馬場などからどの馬が有利になるかを見極めたい。展開と馬場の内側の荒れ方次第で大外一気もありそうだ。多頭数で激しい競馬になれば、騎手の腕が問われる。福島芝1800mで実績のある騎手を重視したい。人馬の相性に注目。

[Home]