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フローラS
レース展望
オークストライアル。過去10年で1番人気は[3-2-2-3]で5連対。99年までは[2-2-1-0]と堅実だったが、00年以降に連対したのは後のオークス馬レディパステルのみ。ここ2年はセイレーンズソング6着、イントゥザグルーヴ17着と不振に終わっている。どちらも8枠だった。馬連は最近5年で万馬券2回と波乱傾向。最近5年の勝ち馬は全て1勝馬。00年に桜花賞から中1週になったことで桜花賞組の出走が減りレベルが低下している。
人気になるのはレースパイロット、ディアデラノビアの2頭。レースパイロットは昨年のダービー馬キングカメハメハの半妹。前走のミモザ賞は外からイエローパピヨンに被せられて苦しい競馬になったが、最後に内から差し返した。全体的に細く非力に見えるのでもっと馬体に実が入ってきて欲しいが、脚長でフワフワと走る馬は概してこう見えるもの。調教をしっかりできていれば現時点ではOKか。脚質、走法的に東京コースの方が力を発揮できるタイプ。
ディアデラノビアはチューリップ賞で不利があって7着、フィリーズRは後方から捲くったがトップと0.1秒差の4着に敗れ、桜花賞に出走できなかった。アンカツの追い方が頭の高いディアデラノビアに合わないのだろう。それを知ってか今回は武豊騎手を乗せてきた。これはプラスになるはず。連闘後のレース、初距離、初コースと課題はあるが、果たしてどんな競馬を見せてくれるか。スローになったときにどう対応するかが鍵。
あとは5戦2勝2着3回と連対を外していないピサノグラフ、クイーンC4着のパーフェクトマッチ、ミモザ賞2着のイエローパピヨンあたりが続きそう。ピサノグラフの母はシンコウラブリイ。母は外国産馬でクラシックに出走できなかったが、マイルCSを制するなど競馬ファンを魅了した。鞍上はデザーモ騎手。おそらく土曜から凄い騎乗を見せてくれるだろう。パーフェクトマッチは新馬戦でシックスセンスとのマッチレースを制した馬。クイーンCは重馬場で4着に敗れたが、良馬場で変わるか。3歳重賞は基本的に相馬眼重視でいく。
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