京都新聞杯
有力馬診断

[7 ]インティライミ
乗り込まれて仕上がりは良好。脚捌きに硬さのある馬だが、いつもより柔らかく映るのは調子のいい証拠だろう。先週の京都は脚捌きに硬さのある馬の好走が目立っていたが、インティライミはそのイメージに合う。距離は問題ないし、好位から切れる脚を使えるので展開的な紛れがないのも強み。雨で馬場が渋ってアドマイヤフジの切れ味を削ぐような馬場になればさらに有利になる。佐藤哲騎手は最近消極的なのが気になるが、この馬の力を信じて強気なレースをすれば結果は出るはず。

[7 ]アドマイヤフジ
皐月賞は1枠スタートで福永騎手では5着ならよく来た方。G1で目一杯に走ったので疲れが気になるところだが、最終調教の動きはまずまずだった。同厩のスズカマンボと同じような雰囲気があるが、どうやら厩務員が同じとのこと。少し渋ったくらいの馬場ならこなせるが、悪化した馬場で終い勝負だと苦しくなる。ダービーの権利を獲るために馬場が悪化したらある程度前につけて底力に賭けるしかない。この距離の福永騎手は信頼しにくいが、馬の能力からすれば勝ち負けだろう。

[6+]コメディアデラルテ
初芝の毎日杯は直線でローゼンクロイツに前をカットされる不利が響いて5着。これからというときの不利で致命的だった。前走は中団から徐々に進出して前の馬を捻じ伏せる強い内容。勝ち時計は早くないが、使われながら馬体が引き締まってきたし、芝3戦目でまだ上積みが見込める。ほとんどの馬がここに来て頭打ちなのに対し、まだのびしろがあるところを評価したい。血統的に距離延長はこなせるとみる。

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