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東海S
レース展望
中京の長距離ダートの名物重賞。過去10年で1番人気は[3-3-0-4]で6連対。G2昇格後の8年では[3-3-0-2]で連対率75%。近走好走の重賞実績馬は確度が高い。2、3番人気は各4連対。人気馬が堅実で馬連は7回が10倍台までに収まっている。ダート実績馬が能力のモノをいわせて前に行き、そのまま押し切るケースが目立つ。穴はダート長距離実績のある人気薄。
人気になるのはタイムパラドックス、ヒシアトラス、クーリンガーの3頭。タイムパラドックスは休みなく使われているが、タフな馬で大きく崩れていない。長い距離が得意で2300mなら不足はない。昨年の2着馬で当時は高田騎手が大きく外に持ち出したロスが響いた印象でまともなら勝ち負けだった。今年は橋本騎手がどう乗るかがポイントだろう。使い詰めなので、一応状態面に注意を払いたい。
ヒシアトラスは昨年の3着馬。前走のアンタレスSは1番人気に支持されたが4着に敗れた。最後はしぶとく伸びてきたが、道中いつもの行きっぷりがなかった。フェブラリーSの後、そのまま使い続けている影響があったか。今回もそのあたりが少し気になるところ。クーリンガーはマーチSで中央重賞初制覇。距離は微妙に長いような気もするが、充実してきた今ならこなすか。小回りコースなら先行力を生かせる。鞍上は最近好騎乗が目立つ和田騎手。
あとは今回と同コースの春待月S勝ちがあるブラックコンドル、佐賀記念を勝ったマルブツトップあたりが続きそう。マルブツトップはオークスで乗る馬がいないアンカツが騎乗する。ここは力が入るところだろう。中京コースで圧勝があるサカラート、休み明けを2回使われたスターキングマンなどもいて、面白いレースになりそうだ。ポイントは各馬の調子の見極め。調教過程と最終調教の動き&気配から判断したい。
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