エプソムC
レース展望

東京芝1800mの別定G3。休み明けの実績馬、G3クラスの馬、条件戦からの上がり馬が揃い、今年も多頭数の混戦になりそう。過去10年のデータはデータ分析、または競馬大予言「重賞データ1本釣り」を参照。マチカネキララはここまで7戦して[5-0-1-1]で東京コースは全て芝2000mで4戦4勝。休み明けのエイプリルSで負かしたコンゴウリキシオーはその後金鯱賞を制した。前走のオーストラリアTはスローの上がり勝負で0.1秒差の3着に敗れたが、長距離輸送で馬体が減った影響もあったか。少し死角が見えた感がなくもないが・・・。馬体の作りはこのメンバーに入っても見劣らない。横山典騎手で初重賞制覇なるか。

クラフトワークは重賞3勝の実績馬。休み明けの中山記念は最下位に敗れたが、今回はひと息入れて立て直された。東京コースでは青葉賞3着、東京新聞杯2着があり、03年のテレビ静岡賞(芝1800m)では後方からメンバー最速の33.6秒で突き抜けた。実力的に仕上がってくると怖い。陣営はアンカツを乗せてきた。ダンスインザモアは安田記念を除外され、こちらに回ってきた。最近は善戦止まりが続いているが、芝1800mは5戦3連対でスプリングS1着、中日新聞杯2着がある。攻め駆けするタイプで本来の走りが戻っていれば、別定G3なら通用していい。鞍上はテン乗りの木幡騎手の予定。

サイドワインダーは関屋記念でダイワメジャーを差し切った。今回はマイルCS以来のレースで仕上がりが鍵。スズノマーチは昨年の勝ち馬。昨年とはステップが違うが、内枠&少し馬場が渋るなど条件が揃えば。G3クラスでは能力上位のグラスボンバー、新潟大賞典で2着に好走したカナハラドラゴン、昨年のラジオたんぱ賞の勝ち馬コンラッド、左回り8戦5連対のトップガンジョー、まだ底を見せていないタイキラファエロ、内田博騎手が騎乗するタイガーカフェ、藤田騎手が騎乗するデアリングハートと狙えそうな馬は数多い。間隔が空いた馬が多いので、調子の見極めが鍵になりそう。仕上がりを加味した上で狙える馬を絞り込みたい。

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