AJCC
レース展望

関東で行われる年明け最初のGU競走。過去10年で1番人気は[4-1-1-4]で5連対。関東馬[2-0-1-4]、関西馬[2-1-0-0]で関西馬は信頼度が高い。単勝1倍台の1番人気は[3-0-1-0]で複勝率100%。2番人気は[2-1-2-5]で3連対、3番人気は[2-5-0-3]で7連対。3番人気は1番人気より好成績。連対馬20頭のうち19頭が5番人気以内と人気が堅実で馬連は10倍以下5回、10倍台3回とかなり堅い。年齢別では4歳馬[4-3-1-17]で連対率28.0%、5歳馬[3-4-3-14]で連対率29.2%で4、5歳馬の活躍が目立つ。7歳以上の高齢馬は[2-0-3-30]で連対はG2勝ちのある馬のみ。

マツリダゴッホはクリスマスCを勝ちオープン入り。中山芝は[1-2-0-1]で落馬競走中止となったセントライト記念以外は連対している。今回はセントライト記念と同じコースで真価が問われそうだ。昨年春の青葉賞で最後に失速して4着に敗れただけに2000mを超える距離がどうなのかだろう。鞍上は横山典騎手。中山金杯と京成杯は最下位だったが、そろそろ巻き返すか。インティライミはトップハンデ57.5キロを背負った中日新聞杯でハナ差の2着。日経新春杯の後不振が続いていたが、ようやく復調してきた。今回は別定57キロで出走できるのは有利。テン乗りの柴田善騎手がどう乗るか。

フサイチアウステルはこのコースでセントライト記念2着、AJCC2着がある。休み明けで仕上がりが鍵になるが、昨年連対率が30.4%だった池江寿厩舎なら抜かりなしか。日経新春杯を見送っての出走になる。ジャリスコライトはダービー14着以来の出走。昨年京成杯を勝ったようにこの時期の中山は実績がある。休養してどこまで馬体が成長したか。鞍上は3戦3勝と相性のいい北村宏騎手。AR共和国杯4着、ステイヤーズS3着と重賞で善戦したチェストウイング、菊花賞6着が光るインテレット、久々もかなり乗り込んでいる伊藤雄厩舎のエアセレソンあたりにもチャンスがありそうだ。ポイントを絞り込んで勝負してみたい。

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