エルムS
有力馬診断

[7 ]メイショウトウコン
ダートは[5-1-1-1]で重賞2勝。平安Sではメンバー最速の35.1秒と芝並みの上がりでサンライズバッカスを差し切った。前走の東海Sは距離と左回りを克服して快勝。ダートではまだ底を見せていない。追い込みタイプだが、自分から動いて直線で強烈な末脚を繰り出せるため、小回りコースを苦にしないタイプ。実際、昨年の札幌ダ1700mでは1、2、1着と結果を出している。馬インフルエンザの影響でブリーダーズGCを除外されたが、その後順調に乗り込み、最終調教の動きは目立った。仕上がりはいいので、あとは初めての58キロ、テン乗りの池添騎手がどうかだろう。完全前残りの流れでなく、58キロをこなして池添騎手が上手く捌ければ、外から突っ込んでくるはずだ。芝を使っているときから札幌では結果を出しており、滞在競馬は合うタイプ。

[6+]マコトスパルビエロ
この中間は馬インフルエンザに感染して熱発したが、すぐに熱は下がり翌日から運動を再開。その影響が気になるところだが、最終調教の動き、気配は良く、見た目は上積みがあるくらい。当日、大幅な馬体増の増減、おとなし過ぎるなどなければ、力を出せるとみたい。馬インフルエンザに感染した馬は重賞でフサイチパンドラくらいしか好走していないが、1ヶ月経過したのでそろそろ関係なくなるか。前走の関越Sは逃げてレコード勝ちとかなり強い内容。2着のドンクールに3馬身、3着のニシノナースコールに6馬身差をつけた。重賞は初挑戦になるが、この走りなら十分に通用する。以前はズブさが目立った馬が、レコード勝ちしたのだから本格化。前走から斤量は2キロ増えるが、メイショウトウコンとは5キロ差ある。アンカツはこういうタイプに乗せると上手い。

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