オールカマー
有力馬診断

[7 ]マツリダゴッホ
札幌記念はコース実績と鉄砲駆けの実績を評価されて1番人気になったが、直線では全く伸びずに7着。調教師が呆れるほど不甲斐ない内容だった。馬インフルエンザで開催時期のスライド、仕上がり面、展開、テン乗りの安藤勝騎手など敗因は色々考えられるか、最も影響したのはスローペースでラスト5Fが59.4秒と早くなったこと。マツリダゴッホは流れが速くなるか、緩急のあるラップでラスト5Fが遅くなったときに好走するタイプ。フサイチパンドラの白井調教師と藤田騎手はそれを知ってマツリダゴッホが来れない流れにしたのではないか。あとは外枠で馬を前に置けずに折り合いを欠いたこと。テン乗りのアンカツでは乗りこなせなかった。今回は叩き2戦目で調教の動きが良くなり、AJCCを勝った中山芝2200mなら一変する可能性がある。バトルブレーヴ、タマモサポートあたりが作る流れが鍵になりそうだ。気になるのは実績のない58キロと敗因があるにしても前走あっさり負け過ぎたこと。馬の気力が衰えていなければいいのだが・・・。蛯名騎手はセントライト記念で落馬して以来の騎乗で結果が欲しいところ。

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