毎日杯
レース展望
皐月賞の最終ステップレース。昨年から阪神外回りの芝1800mに変更された。2着以内に入り賞金を加算すれば皐月賞への道が開ける。過去10年で1番人気は[5-1-1-3]で6連対。00年以降は03年のマッキーマックス4着を除き3着以内を確保。2番人気は[3-0-1-6]、3番人気は[1-2-3-4]で各3連対。馬連は10倍以下3回、10倍台2回、20倍台2回と7回が20倍台までに収まっており、それほど荒れない。東西別では関東馬[1-6-0-15]で連対率32%、関西馬[9-4-11-85]で連対率12%。連対数では関西馬だが、率では関東馬が上回る。わざわざ遠征してくる関東馬には要注意。
マイネルスターリーはつばき賞5着から連闘で臨んだ共同通信杯で3着に好走。後方からメンバー最速の35.0秒で内から馬群を捌いてきた。勝ったショウナンアルバは次走スプリングS3着、2着タケミカヅチは弥生賞3着に好走している。連闘のストレスが気になるが、中6週なら問題ないか。今回は萩Sで騎乗した内田博騎手に乗り替わる。ヤマニンキングリーは朝日杯FSは惨敗したが、黄菊賞でトールポピーに勝ち、きさらぎ賞は0.1秒差の3着と芝1800mでは堅実に走っている。爪の不安で若葉Sから1週スライドさせたが、その影響はあるのかどうか。半姉ヤマニンベルメイユは2週前に中山牝馬Sを制した。
ラジオNIKKEI杯2歳Sの勝ち馬サブジェクト、アーリントンCで3着に好走したディープスカイ、今回と同コースの新馬戦を7馬身差で圧勝したアドマイヤコマンド、関東馬で新馬戦でテラノファントム(次走弥生賞5着)の2着に入った南半球産の大型馬リヴザルト、京都2歳S0.3秒差4着、若駒S0.2秒差4着とオープンで差のない競馬をしているロスペトリュス、阪神芝1600mの千両賞を好タイムで逃げ切ったロードバリオス、ダートで2連勝中のコロナグラフあたりが人気になりそう。昨年は重賞実績馬ナムラマースが勝ち、2着は500万条件を勝ってきたヒラボクロイヤル。今年は重賞実績馬か、上がり馬か、それとも素質馬か。
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