関屋記念
レース展望

夏の新潟のマイル重賞。新潟が新装された過去7年で1番人気は[3-1-3-0]で4連対、全馬3着以内と堅実。G1で連対経験のあるは[0-1-3-0]で3着が多い。2番人気は[1-0-0-6]、3番人気は[0-1-2-4]で各1連対と不振。連対馬14頭のうち6頭が8番人気以下の人気薄で7年のうち5年で人気薄が連対している。過去7年の馬連は51倍、35倍、124倍、30倍、9倍、373倍、19倍で05年を除き中穴以上。直線が長くても前が残りやすく、逃げ先行タイプの人気薄が穴をあけている。先週の新潟はある程度前につけて切れる脚を使った馬が好走していた。この傾向も考慮したい。

フサイチアウステルはAJCC2着後に不振に陥ったが、長期休養で立て直し、都大路Sと米子Sを逃げて連勝した。都大路Sは直線で両サイドから交わされたが、しぶとく伸びて差し返した。米子Sはサイレントディールに競られて厳しい展開になったが、直線で振り切り、後続の追い上げを完封した。本来のしぶとさが戻り、完全に復調している。前走から1キロ増の56キロ、メンバー強化、直線の長い新潟外回りコースと課題は多いが、単騎で逃げられそうなメンバー。赤木騎手が後続の決め手を封じ込めるような絶妙なペースで逃げられれば。池江寿厩舎は先週の小倉記念をドリームジャーニーで制している。

マルカシェンクはデイリー杯2歳S1着、鳴尾記念2着、小倉大賞典3着と重賞実績のある実力馬。1番人気に支持された前走のダービー卿CTは最後方から追い込んで8着に終わったが、前半3F36.0秒のスローペースでスタートで躓いて位置取りが悪くなったのが致命的だった。後方から追い込むことが多いが、自在性のある馬でニューイヤーS(1着)と鳴尾記念(2着)は逃げて連対している。先週の新潟の傾向を考えると福永騎手はある程度前につける作戦か。長期休み明けのニューイヤーSを勝ったように仕上がっていれば久々でも力を出せるタイプ。重賞で2着が6回ある河内厩舎。重賞初制覇なるか。

トウショウヴォイスは昨年夏に新潟日報賞を勝ち、新潟記念では2着に好走した。夏に調子を上げるタイプでこれまでの実績から左回りの直線の長いコースが合う。2走前のエプソムCでは後方からメンバー最速の34.7秒で0.1秒差の4着に突っ込んだ。先週の傾向から届く位置につけて切れる脚を使えれば。マイケルバローズは昨年の3着馬。東京の湘南S1着、富士S2着の実績からも左回りの直線の長いコースは合う。休み明けは[0-0-0-4]と不振だが、いきなり内田博騎手を乗せてきたように仕上がりはいいのか。関屋記念は最後方から追い込んだが、富士Sでは6番手から抜け出している。

休養前にダービー卿CT4着、東風S2着に善戦したリザーブカード、東京新聞杯でローレルゲレイロにタイム差なしの3着があるタマモサポート、屈腱炎で長期休養明けも[4-0-2-0]と底を見せていないマシュリク、近走不振も新潟記念で1、5、3着があるヤマニンアラバスタあたりが人気面で続きそう。リザーブカードは休み明け[1-2-0-1]で久々は苦にしない。昨年夏の豊栄特別(新潟芝1600m)は1分32秒7で走り、ショウナンタキオンに0.1秒差の2着。3番手からメンバー最速の33.2秒で上がった。タマモサポートはマイルなら折り合えるか。昨年夏の天の川S(新潟芝2000m)は逃げて2馬身半差で楽勝。松岡騎手は先週4勝と乗れていた。

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