関屋記念
有力馬診断

[7 ]マルカシェンク
新馬戦を勝った後からずっと重賞、オープンを使われている実力馬。芝1600mは[2-0-0-3]でデイリー杯2歳SとニューイヤーSを勝っている。マイルCS12着は菊花賞から中3週の厳しいローテーション、京都金杯4着はスタートで前に入られて最後方(上がり最速34.1秒)、ダービー卿CT8着はスタートで躓いて最後方(上がり最速33.6秒)と負けた3戦は敗因がある。ニューイヤーSと鳴尾記念で逃げて連対したように自在性があり前にも行ける。新潟はようやく外差しにシフトしてきたが、福永騎手はどう乗るか。ニューイヤーSを勝ったように久々は苦にしないタイプ。最終調教は終い重点だったがラスト鋭く伸びた。7月から入念に乗り込んでおり、仕上がりは良さそうだ。今年の関屋記念は例年よりメンバーのレベルは低い。福永騎手はデビュー2年目からずっと重賞を勝っているが、今年は未勝利。自身のため、河内厩舎重賞初勝利のために勝ちに拘った競馬をするのだろう。

[6+]リザーブカード
長らく条件戦を使われていたが、昨年12月に仲冬Sを勝ちオープン入り。その後は東京新聞杯11着(0.5秒)、中山記念7着(0.9秒)、東風S2着(0.3秒)、ダービー卿CT4着(0.2秒)とG3以下では勝ち馬から0.5秒以内で走っている。前走の都大路Sは14着に大敗したが、出遅れて競馬になっていないため度外視できる。休み明けは[1-2-0-1]で久々は苦にしないというより、むしろリフレッシュした方が力を出せるタイプ。最終調教は重心の低いフットワークで動き、気配とも良かった。昨年夏の豊栄特別(新潟芝1600m)は休み明けだったが、1分32秒7でショウナンタキオンに0.1秒差の2着に入った。上がり3Fはメンバー最速の33.2秒で3着には4馬身差。新潟芝1600mで激走する下地はある。これまで重賞ではダービー卿CTの4着が最高だが、今回のメンバーなら好勝負になるはずだ。

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