小倉2歳S
レース展望

夏の小倉2歳王者決定戦。過去10年で1番人気は[2-0-2-6]で2連対のみ。99年以降に連対したのは逃げて5馬身差で楽勝したメイショウボーラーのみ。メイショウボーラーはその後の活躍から見ても例年の勝ち馬とはレベルが違っていた。1番人気は過信禁物。2番人気は[2-2-0-6]で4連対、3番人気は[2-1-2-5]で3連対。馬連は万馬券が2回あり、最近4年は20〜60倍台の中穴が続いている。連対馬20頭のうち15頭が6〜8枠で外枠に連対馬が集中している。最終週で馬場の内側が荒れているため、最初から馬場の悪い内を通る内枠は不利だが、今年は内枠が不利と言い切れない面もある。

ツルマルジャパンは逃げて新馬戦とマリーゴールド賞を連勝。新馬戦はしぶとく伸びてセイウンワンダーを半馬身完封。マリーゴールド賞は1分20秒9のレコードで楽勝した。新馬戦で芝1600mを勝ち、新潟のマリーゴールド賞を勝ったが、陣営は新潟2歳Sではなく、芝1200mの小倉2歳Sに使ってきた。新潟2歳Sの方がメンバーのレベルが高いこと、ツルマルジャパンのスピード&折り合い面を考慮しての参戦か。前走の1200m通過は1分8秒6。芝1200mをこなす下地はある。同厩舎の半姉ツルマルオトメ(芝1200mで4勝)は、04年の小倉2歳Sで武豊騎乗で6着(2人気)に敗れている。同馬主、厩舎、騎手が妹でリベンジを狙っている。

デグラーティアは新馬、フェニックス賞を連勝。新馬戦は好位からメンバー最速の35.5秒で差し切り勝ち。流れが遅く勝ちタイムは平凡だが、追われてからの反応が良く、最後はまだ余裕があった。フェニックス賞は新馬戦と同じように好位からメンバー最速の35.0秒で差し切り勝ち。勝ちタイムは平凡だが、競馬センスのいい走りで決め手があるのがいい。過去10年でフェニックス賞の勝ち馬は[2-1-0-4]だが、最近はエイシンヴァイデン4着、エイシンアモーレ5着、シルバーストーン11着と不振が続いている。持ち前の競馬センスで最近の傾向を覆せるか。浜中騎手、宮本厩舎は重賞未勝利。今回はチャンスがあるだけに力の入るところ。

新馬戦を前日のフェニックス賞より0.1秒早いタイムで勝ったワンカラット、未勝利戦で鮮やかな差し切りを決めたシルクナデシコ、新馬戦を3馬身半差で楽勝したエリモプリンセス、未勝利戦を3馬身半差で楽勝したメイクデュース、新馬戦はデグラーティアの2着も未勝利戦をきっちり勝ってきたエーシンワンダーズ、小倉芝1200mで3戦し連闘で挑んできたノアウイニングあたりが人気面で続きそう。ワンカラットは岩田騎手から藤岡康騎手に乗り替わる。今夏の小倉芝1200mで藤岡康騎手は[0-2-3-26]で連対率6.5%だが、5番人気以内なら[0-2-3-3]で複勝率62.5%。藤岡健調教師が息子を乗せてきたところが少し匂う。

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