エプソムC
レース展望

過去10年で1番人気は[2-1-3-4]で3連対。単勝3倍以上[1-0-2-2]、関西馬[0-1-0-3]で不振傾向。2番人気は[0-2-0-8]で2連対、3番人気は[1-3-0-6]で4連対。00年以降は7番人気以内の決着で馬連は20〜50倍台の中穴決着が6回と多い。年齢別では4歳[4-3-4-43]、5歳[6-3-2-40]で4、5歳馬の活躍が目立ち、過去10年の勝ち馬は全て4、5歳馬。東京芝コースで実績のある4、5歳馬を重視。新潟大賞典組は[4-3-2-29]で7連対。着順は問わないが、当時4番人気以内は[4-3-1-8]に対し、5番人気以下は[0-0-1-21]で3着が1回のみ。新潟大賞典組は人気だった馬が活躍している。

シンゲンは新潟大賞典で重賞初制覇。中団の内からメンバー最速の33.6秒で突き抜けて3馬身差の圧勝だった。勝ちタイム1分56秒9は優秀。パドック診断では「馬体のバランスが良くなり本格化気配」と書いたが、本格化を示すインパクトのある走りだった。4歳時に相馬眼ニュースで取り上げた馬。心肺機能が高くいい脚を長く使える馬が、前2走メンバー最速の上がりで勝ったように切れる脚を使えるようになった。これは今後大きな武器になる。東京芝は[5-0-0-2]、東京芝1800mは[2-0-0-0]。他馬より1キロ重い57キロは不利だが、克服できるのではないか。当日、過度にイレ込んでいないかが鍵。

ヒカルオオゾラは昨年の2着馬。道中掛かって3コーナー手前で先頭に立ち、直線でしぶとく粘ったが、最後にサンライズマックスに差された。レースのラスト3Fは11.1-11.6-12.6秒。並の馬なら惨敗してもおかしくないレースだった。復帰戦の武庫川Sはトップハンデ58キロを背負い、3番手から抜け出し2着に2馬身半差をつけて楽勝。2着のスズカコーズウェイはその後、朱雀Sと京王杯SCを連勝している。スローの上がり勝負になったマイラーズCは後方から33.3秒で上がったが6着止まり。ガツンと切れるタイプではないだけに武豊騎手が控え過ぎた感が強い。馬体、毛づやが目立つタイプ。速い流れの方が力を出せる。

ホッコーパドゥシャは福島民報杯を1分57秒8のレコードで2着に4馬身差をつけて圧勝。道中内で折り合って直線で抜け出したレースぶりに進化を感じさせた。芝1800mは[3-3-1-12]で荒れ馬場、渋った馬場をこなすタイプ。陣営は垂水Sを勝って以来、1年ぶりに内田博騎手を乗せてきた。キャプテンベガは重賞、オープン特別で堅実に走っている。前走の都大路Sはクビ差の2着に敗れたが、勝ったライブコンサートは先週の安田記念で5着に入った。芝1800mは[0-1-0-5]だが、こなせないとは思わない。重賞で横山典騎手が関西馬にテン乗りのときは要注意。昨年の勝ち馬サンライズマックスはテン乗りだった。

日経賞4着、新潟大賞典5着と重賞で善戦しているアーネストリー、大阪城S1着、オーストラリアT2着と力をつけてきたマストビートゥルー、ヴィクトリアMで逃げて3着に粘ったショウナンラノビア、芝1800m[3-0-0-2]で松田博厩舎2頭出しのダイシングロウ、東京芝[4-4-0-0]の巧者トウショウウェイヴあたりが人気面で続きそう。アーネストリーはここにきて距離を短くしてきた。前走の新潟大賞典は4番人気で5着。荒れ馬場で上がりが掛かるのはプラス。トウショウウェイヴは来週1600万条件に降級するが、重賞に使ってきた。前走の新潟大賞典は12着惨敗も気配が落ちていた。暑くなると走るステイゴールド産駒。デキが上向いていれば。

★先週の予想結果

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