函館2歳S
レース展望
2歳馬最初の重賞競走。過去10年で1番人気は[0-4-1-5]で4連対。1986年以降は[1-7-4-11]で勝ったのは雨でダ1000mに変更された1994年ダンツダンサーのみ。今年は札幌で行われる。2番人気は[3-0-1-6]で3連対、3番人気は[3-1-0-6]で4連対。最近は人気薄の連対が目立ち、波乱傾向が強まっている。関東馬は[3-2-5-45]で連対率9.1%に対し、関西馬は[4-7-4-57]で連対率15.3%。関西馬が活躍が目立つ。地方馬は[3-1-1-2]だが、今年は出走がない。牡馬は[5-3-7-60]で連対率10.7%に対し、牝馬は[5-7-3-44]で連対率20.3%。早熟タイプが強く、仕上がりの早い牝馬が好成績。
キョウエイアシュラは新馬、ラベンダー賞を連勝したメンバー唯一の2勝馬。新馬戦は大外枠スタートから中団につけ、メンバー最速タイの34.9秒で差し切り勝ち。ラベンダー賞は1枠2番から馬込みで脚をタメ、直線で外に出すとメンバー最速タイの34.9秒で一気に突き抜けた。末脚がしっかりした馬で追って味のあるタイプ。この中間はセン痛で一頓挫あったのが少し気になるが、出走させるからには走れる状態なのだろう。まずは最終調教の動き、気配に注目したい。今回は三浦騎手からテン乗りの藤田騎手に乗り替わる。新馬、ラベンダー賞ともスタートが少し遅かった。当日の仕上がりとスタートが鍵になる。
ロジディオンは福島芝1200mの新馬戦を3馬身差で圧勝。出遅れて後方を進んだが、外を回って進出するとメンバー最速の35.8秒で外から豪快に突き抜けた。デビューする前から調教でバネの利いたフットワークを見せており、素質の高さを感じさせた。相馬眼的に2歳馬として走る馬独特の雰囲気を持っている。父はスプリント重賞5勝のサニングデール。現時点では短い距離が良さそうだ。函館2歳Sで他場からの参戦馬は不振だが、今年は最終週で荒れ馬場の函館ではなく、札幌で行われる。参戦はこのあたりも考慮されたのだろう。久米田氏、萩原厩舎はダービー馬ロジユニヴァーズのコンビ。
ステラリードは新馬戦で出遅れたが、中団からメンバー2位の34.3秒で差し切り勝ち。最後は抑える余裕があった。小柄な牝馬だが、末脚はしっかりしている。鞍上は引き続き岩田騎手。チェリーソウマは新馬戦を逃げて3馬身半差で圧勝。ラベンダー賞はキョウエイアシュラに差されたが、輸送で馬体が12キロ減っていた。札幌2戦目で良馬場ならもう少しやれそう。母の半姉アトムピットは1991年の函館3歳Sの勝ち馬。今回は中館騎手を乗せてきた。今年は有力馬に差しタイプが多い。新馬戦を楽勝したノーワンエルス、ソムニア、未勝利戦を勝ったクロワラモー、福島の未勝利戦を勝ったインテグラルヘッドなど伏兵も多い。
★先週の予想結果
競馬アナリストGM 燕特別 馬連1,300円 3連単10,930円を◎○▲で完全的中!厳選予想は4戦3勝
万馬券娘MR 函館2歳Sは過去に▲○◎で3連単398,030円を的中したレースです。今年の穴馬は?
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