新潟記念
レース展望
サマー2000シリーズの最終戦。現在は函館記念1着、札幌記念3着で15ポイントのサクラオリオンがトップ。小倉記念を勝ったダンスアジョイ(10ポイント)、七夕賞3着&小倉記念2着のホッコーパドゥシャ(9ポイント)、七夕賞2着のアルコセニョーラ(5ポイント)に優勝の可能性がある。ダンスアジョイは直線の長い左回りなら確実に切れる脚を使えるタイプ。ハンデは1キロ増えるが、新潟芝2000mは合う。レッドディザイアを管理する松永幹厩舎は今夏に重賞2勝と好調。ちなみに秋華賞には社台のブエナビスタが参戦する。ホッコーパドゥシャは持ちタイムはあるが、新潟外回り向きではない。新潟外回りのコツを掴んだ石橋脩騎手がどんな作戦でくるか。
アルコセニョーラは昨年の勝ち馬。53キロ以下では[3-2-1-3]に対し、54キロ以上では[2-2-0-20]。54キロで紫苑Sを価値、56キロで福島牝馬S2着があるが、牡馬混合戦で54キロ以上を背負うのは初めて。昨年より2キロ重い54キロがどう出るか。トップハンデは58キロのエアシェイディ。左回りの東京では12戦のうち8戦が上がり3Fメンバー最速。前2年とも秋の休み明けがひと息だったため、叩き台の可能性がなきにしもあらず。新潟巧者のデストラメンテ、柴山騎手を乗せてきた河内厩舎のマルカシェンク、前走復調気配を見せたマイネレーツェル、小倉記念2番人気のダイシンプラン、根性のあるスノークラッシャー(伊藤工騎手)など伏兵は多い。
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