新潟2歳S
レース展望

夏の新潟の2歳王者決定戦。今年はフルゲート18頭で混戦メンバー。ダリア賞からはプリンセスメモリー、シンメイフジ、サンデージョウが出走予定。プリンセスメモリーは2戦2勝でメンバー唯一の2勝馬。伯父にデュランダルがいるが、血統的に距離延長、小柄な牝馬で最終週の荒れ馬場が課題。シンメイフジは外からメンバー最速の34.9秒で追い込んで半馬身差の2着。スタートが遅く、4コーナーで外を回ったことが応えた。シンコウラブリイ一族で相手なりに走るタイプ。安田隆厩舎は8月以降の新潟で[3-2-3-1]と好調。サンデージョウは直線で前が詰って追い出し遅れる不利があった。相沢厩舎はロードシップとサンデージョウで土日重賞制覇を狙う。

クロフォードは福島芝1200mの新馬戦をメンバー最速の35.0秒で差し切り勝ち。素質を感じさせる強い勝ち方だった。初の左回り、距離延長が鍵になるが、追って味のあるタイプ。折り合いがつけば弾けても不思議ない。鞍上は内田博騎手。コスモレニは新潟芝1400mの新馬戦を快勝。勝ちタイムはダリア賞より0.5秒早い。母の母は阪神3歳牝馬S3着馬スーパードレス。鞍上は新潟リーディングトップの松岡騎手。この夏は好騎乗が目立つ。新潟芝1600mの新馬戦を5馬身差で圧勝したギュンター、嵐の中で行われた同新馬戦を2馬身半差で勝ったブランビーブラックなど伏兵は多い。抽選組ではサウンドバラッドに注意。

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