シルクロードS
レース展望

高松宮記念の前哨戦。過去10年で1番人気は[3−0−3−4]で3連対。4歳馬は[0−0−3−3]で連対なく不振。最近4年はアイルラヴァゲイン3着、アンバージャック4着、アストンマーチャン10着、スプリングソング14着と4歳馬が連対が外している。2番人気は[0−3−0−7]で3連対、3番人気は[1−1−0−8]で2連対。ハンデ戦になった02年以降は6番人気以下の人気薄が必ず連対している。馬連は10倍以下は1回のみ。50倍以上が3回、万馬券が2回とハンデ戦らしく荒れている。

京都連続開催で馬場が荒れているため、荒れ馬場をこなす馬力のある馬が有利。最近7年の連対馬14頭のうち13頭は470キロ以上で7頭が500キロ以上の大型馬。馬格のある馬を重視したい。前走淀短距離Sに出走した馬は[4−3−3−54]で7連対。シルクロードSで4番人気以内に支持されれば[3−3−1−8]で連対率40%。4番人気以内に支持された馬に注目したい。性別では牡馬[9−9−8−93]で18連対、牝馬[1−1−2−31]で2連対。牝馬は5番人気以内[1−0−2−3]で不振傾向。

アルティマトゥーレは昨年のセントウルSの勝ち馬。スプリンターズSは勝負どころで同じ社台RHのアーバニティに外から蓋をされたことが響いて0.3秒差の5着。京阪杯は出遅れて仕掛けて前に行ったことで前に厳しい展開となり、直線で一杯になって0.5秒差の8着。芝1200mで連対を外していなかった馬が崩れたのは気になるが敗因はある。目標はラストランになる高松宮記念だが、どこまで仕上げてくるか。斤量は実質トップハンデの55.5キロ。鞍上はスプリンターズSでアーバニティに騎乗していた横山典騎手。

プレミアムボックスはスプリント重賞3勝。2走前の京阪杯はメンバー最速の33.0秒で直線一気を決めた。差し追い込み馬向きの展開が嵌ったのは確かだが、最近は確実に切れる脚を使っている。前走の阪急杯は後方からメンバー2位タイの34.7秒で追い込んでサンカルロと2着同着。こちらも展開が嵌ったが、初めて芝1400mで連対したように力をつけている。まだ他力本願な面はあるが、色気を出して勝ちに行くと末脚が鈍るため、追い込む競馬が合っている。馬主は前に行くアルティマトゥーレと同じ社台RH。

エイシンタイガーは芝1200m[3−2−1−1]で落鉄して12着に終わった京阪杯以外は3着以内を確保。京阪杯、阪神カップと惨敗が続いたが、前走の淀短距離Sは6番手からメンバー3位タイの33.2秒で上がって1分7秒6の好タイムで快勝。久しぶりにエイシンタイガーらしい走りを見せた。これまでオープン特別は[3−2−1−0]で現在3連勝中だが、重賞は[0−1−1−5]で1連対のみ。今回は前走勝ったことで1キロ増え、初めて57キロを背負う。重賞で57キロは不利だが、池添騎手が持ってくるか。

レディルージュは昨年の葵Sから[1−5−0−0]と連対を続けていたが、前走テン乗りの武豊騎手に乗り替わって初めて単勝1倍台の断然人気に支持されると3着に終わった。4コーナーでごちゃついて追い出しが遅れたことが応えたもので力負けではない。昨年の京阪杯では大外枠から中団を進み、直線で外から鋭く伸びてプレミアムボックスにクビ差の2着に入った。心肺機能の高い馬で激戦に強いタイプ。対エイシンタイガーには5戦1勝と分が悪いが、経験のある54キロというのは有利か。鞍上は今回も武豊騎手。

ショウナンカザンはオープン入りしてスワンSが0.2秒差4着、阪神カップが0.3秒差の5着。芝1400mは1F長いが、G2で強いメンバーを相手に大崩れしなかった。今回は[3−2−1−0]の芝1200mでG3、ハンデは前2走より1キロ軽い56キロと条件が好転する。ここにきて馬体が充実してしっかりしてきた点は見逃せない。父ショウナンカンプは高松宮記念の勝ち馬。春の目標は高松宮記念になるが、今の賞金では出走は厳しい。鞍上はショウナンカンプの主戦だった藤田騎手。勝てば本間厩舎は重賞初制覇。

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