きさらぎ賞
レース展望

クラシックで活躍する馬を出す3歳重賞。過去10年で1番人気は[2−2−2−4]で4連対。前走新馬戦[0−0−0−1]、500万条件[0−0−1−1]、オープン特別[1−2−0−0]、重賞[1−0−1−2]。前走条件戦は連対がない。2番人気は[3−4−0−3]で7連対、3番人気は[3−1−0−6]で4連対。荒れた08年を除き、1、2番人気のどちらかが連対している。連対馬20頭のうち17頭が5番人気以内、19頭が6番人気以内。人気馬が堅実で馬連は7回が10倍台までに収まっている。

連対馬20頭のうち18頭が前走3着以内、連対馬20頭全てが前走5着以内。前走6着以下は[0−0−3−27]で3着止まり。馬連では出番がない。最近は前走2〜5着に負けた馬が巻き返すケースが目立つ。連対馬20頭のうち17頭が2勝以上。1勝馬の3頭にはオープン以上で2着があった。連対するには2勝以上、またはオープン以上で連対があることが目安になる。06年は新馬勝ち直後のオーシャンエイプスが単勝1.3倍の1番人気に支持され4着に終わっている。基本的に2勝以上を挙げている馬を重視したい。

登録馬は17頭と多かったが、10頭立ての少頭数になりそう。2勝馬はサンライズクオリア、シャイン、ダイワバーバリアン、レーヴドリアンの4頭。オープン以上で連対がある馬はシャインのみ。レーヴドリアンは新馬戦は出遅れて3着に終わったが、未勝利と福寿草特別を連勝。全3走とも上がり3Fは全てメンバー最速でいい脚を長く使える。半姉に阪神JF2着のレーヴダムール、半兄に青葉賞馬アプレザンレーヴ。距離短縮、荒れ馬場、メンバー強化など課題があるがクリアできるか。スローペースで出遅れが響かなければ。

ダイワバーバリアンは芝1400mの未勝利と500万条件を勝ち、前走朝日杯FSで3着に好走した。朝日杯FS4着のガルボはシンザン記念を勝っている。半兄にラジオNIKKEI賞の勝ち馬ストロングガルーダ。距離を短くして良さが出たため、距離延長がカギになりそう。シャインは中日2歳Sをシンガリ人気で勝ち、シンザン記念では9番人気で2着に入り穴をあけた。好走しても人気にならないタイプで今回もそれほど人気になりそうにない。これまで34秒台で上がったことがないため、今回も前走のような積極策か。

アドマイヤロイヤルは札幌で2、1着で未勝利戦ではアニメイトバイオに勝っている。セレクトセールで約1億6000万円で落札されたラインクラフトの半弟。安藤勝騎手はステージプレゼンスではなく、こちらに騎乗する。インペリアルマーチは京都芝1800mの新馬戦を2馬身差で楽勝。母は桜花賞馬キョウエイマーチで半兄にトライアンフマーチがいる良血馬。前走は太め残りだったが、音無厩舎がどこまで仕上げてくるか。ちなみに過去10年で前走新馬は[0−0−1−6]、未勝利は[0−0−1−11]で3着止まり。

[1−3−0−0]と堅実なネオヴァンドーム、前走中山芝2000mで直線一気を決めたクォークスター、角居厩舎の素質馬ステージプレゼンスなど、少頭数でも素質馬が多い。これら3頭は社台ファーム生産馬。ネオヴァンドームは鼻肺炎になった影響がどう出るか。クォークスターは前2走騎乗した柴田善騎手が乗りにくる。ステージプレゼンスは新馬戦でトーセンファントム(東スポ杯2歳S2着)、未勝利戦でエイシンフラッシュ(京成杯1着)で負けたが、これまで3戦とも1番人気だった。新馬、未勝利の敗因を分析しておきたい。

★先週の予想結果

競馬アナリストGM
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