競馬アナリストGM
毎日杯
レース展望

皐月賞の最終ステップレース。07年から阪神外回りの芝1800mに変更された。過去10年で1番人気は[6−2−1−1]で8連対とかなり堅実。唯一馬券圏内から外れたマッキーマックスは出遅れが影響したもの。過去10年の1番人気でマッキーマックスだけが奇数枠だった。JRAは春のG1に向けて結果を出して欲しい馬は偶数の好枠に入れている。2番人気は[2−0−2−6]で2連対、3番人気は[0−1−3−6]で1連対のみ。1番人気は堅実だが、2、3番人気は不振。よって、1番人気と人気薄で決着することが多い。

馬連は5回が10倍台までに収まっているが、最近4年は1番人気の相手に11、6、6、12番人気が来て、66倍、8倍、16倍、123倍と荒れている。昨年は船橋のダートで初勝利を挙げたゴールデンチケットが2着に激走し大穴をあけた。連対馬20頭のうち19頭が前走4着以内。前走5着以下に敗れた馬は[0−1−2−27]で1連対のみ。ほとんど狙えない。ちなみに今年は人気になりそうな馬はみな前走連対を確保している。前走500万条件を勝った関東馬は[0−5−0−7]だが、今年はこれに当て嵌まる馬がいない。

リルダヴァルは新馬戦を勝った後に相馬眼ニュースで取り上げた馬。野路菊Sではメンバー最速の33.2秒で上がって2馬身半差で楽勝した。2着コスモファントムはラジオNIKKEI杯2歳Sでヴィクトワールピサにクビ差の2着に入った。野路菊Sの後は、右前膝剥離骨折で全治6ヶ月と診断されたが、無事に復帰に漕ぎ着けた。母ヴェイルオブアヴァロンはディープインパクトの半姉。リルダヴァルはディープインパクトとは違うが、凄いバネがある。骨折明けでいきなり全開は難しいが、好レースを期待したい。鞍上は内田博騎手。

ルーラーシップは母が名牝エアグルーヴ。新馬戦は3馬身半差で楽勝。若駒Sはヒルノダムールに負けたが、直線で外に持ち出すロスがあった。アルメリア賞は直線でタムロスカイに寄られる大きな不利があったが、立て直して追い出すとあっさり差し切った。良血馬特有のいいバネがある。G1を狙う角居厩舎。ここで賞金を加算できるか。まだスローペースしか経験していないが、先週のフラワーCではスローペースしか経験していないサンテミリオンがスローペースで3着に終わった。裏があるのが今の競馬。組織にカモられないように。

ダノンシャンティはダービー2勝の松田国厩舎の管理馬。新馬戦のレースのラスト3Fは12.3−11.0−10.9秒で尻上がり。ラジオNIKKEI杯2歳Sは直線で馬群を割って伸びてきたが、最後はコスモファントムが前にいて少し脚を余し、ヴィクトワールピサに0.2秒差の3着。共同通信杯は後方からメンバー最速の33.5秒で上がってハンソデバンドにハナ差の惜しい2着。前残りの展開でこの馬だけが後方から伸びてきた。一戦ごとに着実にパフォーマンスを引き上げている。今回はテン乗りの安藤勝騎手。その意味は。

ザタイキは前走アーリントンC2着。好位からメンバー2位の34.5秒で伸びたが、勝負どころで追い出しを待って前と離されたこと、直線で前に馬がいて外に持ち出すロスがあったことが応えた。ここで無理に勝たせなくてもということもあったか。使われながら馬体のバランスが良くなり、一戦ごとにパフォーマンスを引き上げている。母フローラルレディは3冠牝馬スティルインラブの半姉。大樹ファームは04年クリスタルCのタイキバカラ以降、重賞を勝っていない。6年ぶりの重賞制覇なるか。テン乗りの武豊騎手が騎乗する。

ミッキードリームは芝1800m[2−0−1−0]の巧者で未勝利でネオヴァンドーム(きさらぎ賞)、つばき賞でゲシュタルト(スプリングS2着)に勝っている。この日に行われるドバイWCには松永幹夫調教師(愛称:ミッキー)のレッドディザイアが出走する。ミッキーの夢が叶うか。こういうのが好きな爆笑問題・田中氏は本命確定か(笑)JRAも3枠(赤)に入れる?ミッキードリームはセレクトセールで5250万円で取り引きされた馬。ルーラーシップとミッキードリームは阪神芝で激走が目立つキングカメハメハ産駒。

素質馬が揃って悩ましいレースになったが、「逆」から考えるとヒントがあるのではないか。逆とは・・・。(以下は有料版のみ公開とさせていただきます)

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