競馬アナリストGM
ダービー卿CT
レース展望
02年にハンデ戦に変更された。過去10年で1番人気は[1−0−2−7]で1連対のみ。昨年はタケミカヅチが96年のフジノマッケンオー以来13年ぶりに勝ったが、マイル実績馬でも不振に終わっている。2番人気は[2−0−1−7]で2連対、3番人気は[2−2−0−6]で4連対。連対馬20頭のうち10頭が6番人気以下で最近7年は7番人気以下が連対中。かなり波乱傾向が強い。馬連は10倍以下はなく、50倍以上が3回、万馬券が3回と大荒れ。ハンデ戦になってから人気馬同士の決着はなく、本命狙いは妙味がない。
連対馬20頭のうち前走連対は7頭のみ。前走10着以下から4頭が巻き返している。ハンデ戦では前走好走馬は斤量が重くなる傾向。勝って斤量が増えた馬は人気でも危険。ハンデ戦以降の連対馬16頭のうち10頭は前走より斤量が減っていた。残る6頭のうち4頭は同斤、2頭は1キロ、1.5キロ増。前走負けて斤量が軽くなった馬に注目。1キロ減でも一変がある。中山芝1600mの外枠はコースロスが大きく不利。過去10年で8枠は[1−0−2−16]で1連対のみ。馬場状態や展開にもよるが、8枠は割り引きが必要。
トライアンフマーチは前走阪急杯4着。ビービーガルダンをマークして先行したが、外からタマモナイスプレイに早めに来られたことで引くに引けない形になり、息が入らなかったのだろう。芝1400mもこなせなくはないが、ベストは[2−2−0−1]の芝1600m。キャピタルSと東京新聞杯で高速決着に対応して強い競馬をしたため、安田記念に向けて賞金を加算したいところだろう。脚質の幅を広げた今ならな中山芝1600mにも対応できるのではないか。ただしハンデは57キロ。トリッキーな中山で57キロがカギ。
フィフスペトルはファイナルS2着、東風S1着と復調してきた。中山芝1600mは朝日杯FSで2着がある得意コース。いい脚を長く使えないため、一瞬の切れ味を生かせる中山は合っている。前走東風Sを勝って同斤の57キロなら悪くない。蛯名騎手が出遅れず、直線で上手く捌ければ。マイネルファルケは芝1600m[4−3−3−3]、中山芝1600mは[2−3−0−0]の巧者。前走東風Sで2着に負けたことで1キロ減の57キロ。テン乗りの石橋脩騎手が騎乗するが、昨年夏あたりから逃げ馬のコツを掴んだ感がある。
ファリダットは昨年の安田記念3着馬でトップハンデ57.5キロ。賞金を加算しないと安田記念出走は厳しくなる。芝1600mは[1−0−2−2]で全て掲示板を確保。最近は追い込む競馬をしているが、中山で届くかどうか。馬場と展開の助けが欲しい。サニーサンデーは昨年の福島記念の勝ち馬。中山芝1600mは逃げて2戦2勝。500万条件では前半5F58.4秒で飛ばしたが、ラストは12.0−12.1−12.0秒とラップが落ちなかった。マイネルファルケとの兼ね合いがカギになるが、54キロなら狙い目はありそう。
あとは中山記念で4着に善戦したセイクリッドバレー、前2年のダービー卿CTで4、5着のリザーブカード、中山記念と東風Sで3着に入ったショウワモダンあたり。セイクリッドバレーは距離短縮で新味を出すか。リザーブカードは内枠から内をロスなく立ち回れれば。道悪巧者のショウワモダンは雨で馬場が悪化したら要注意。アンノルーチェは08年夏から1→11→9→1→10→1→16着で1着と惨敗を繰り返している。芝1600mは[3−1−0−2]。少し流れが緩んでラスト4Fの持続力勝負になると浮上する可能性がある。
★先週の予想結果
競馬アナリストGM
マーチS 馬連5,790円 3連複11,240円 3連単81,380円的中!穴馬ナニハトモアレ激走!
万馬券娘MR
仲春特別 馬連4,270円 3連単62,110円的中!穴馬ブレイブファイト激走!
*競馬伝言板とThats談ルームが復活しました。ツイッターでもつぶやいています。(無料携帯版トップページ参照)
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