オークス
調教診断
[７＋／]アパパネ
南Ｐ馬なりのまま先着。馬が走りに前向きで終始スムーズな走り。全く力みがない。馬体の張り、動きとも目立ち、まだ上積みがある。
[７／]ブルーミングアレー
南Ｐで強めに追われ、２頭の間を割って先着。中間ハードに攻めている。馬体の造り、気配目立つ。ひと叩きされえてデキは上向き。
[７／]オウケンサクラ
栗坂で一杯に追われて力強い脚捌きで最後までしっかり伸びた。推進力のある走り。ローテが厳しかった桜花賞より仕上がり良さそう。
[７−]サンテミリオン
南Ｗで２頭併せで馬なりのまま併入。馬が走りに前向きで軽快なフットワーク。派手な内容ではないが、前走勝ったデキをキープ。
[７／]アプリコットフィズ
南Ｐで２頭併せで馬なりのまま併入。馬体は細身だが、しっかりとした脚捌きで活気十分。輸送がないぶん前走より攻めている。
[６＋／]アグネスワルツ
栗坂で一杯に追われた。ひと叩きされて走りに余裕が出て動き、気配とも良くなった。まだ良くなる余地はあるが、叩いて確実に良化。
【総括】
アパパネは攻め駆けするタイプだが、落ち着きがある中に前向きさがあり、馬体の張り、動き、気配とも目立った。無駄なことをしない馬で前走よりさらに落ち着いている。不利な外枠に入ったが、この気配なら克服しても不思議ない。ブルーミングアレーは１週前に坂路でプロヴィナージュと併せて併入したが、そのときのラスト２Ｆが１１．９−１１．８秒。陣営は前走を見て瞬発力を補強する内容に切り替えハードに攻めている。かなり攻めたため、当日脚捌きが硬くなっていなければ。逆にこの攻めが上手く行くと「超回復」で一気に良化する可能性がある。オウケンサクラはローテが厳しかった前走より動いている。これだけ動けば疲れはなさそう。輸送はフラワーＣで克服している。サンテミリオンは元々古賀慎厩舎は派手な調教をしないため、少し地味に映るが、走りに前向きな面を見せていた。デビューからずっと馬体が減っているため、調教後の馬体重が８キロ増えていたことは好印象。アプリコットフィズは前走は輸送を考慮して軽めの内容だったが、今回は輸送がないぶん攻めている。調教後の馬体重は４３０キロだったが、元々馬体の増減は激しくないタイプのようだ。
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