函館2歳S
レース展望

過去10年で1番人気は[1−4−1−4]で5連対。関東馬は[0−1−1−3]、関西馬は[1−3−0−1]、牡馬は[0−2−1−4]、牝馬は[1−2−0−0]。1番人気は関西馬、牝馬なら信頼度高い。今年1番人気になりそうなマイネショコラーデは関西の牝馬。2番人気は[2−1−1−6]で3連対、3番人気は[3−1−0−6]で4連対。5〜9番人気が7連対と多い。最近5年の馬連は44倍、98倍、257倍、15倍、8倍。最近2年は1、2番人気で決着したが、人気薄が激走して荒れることが多い。

東西別では関東馬[3−2−5−50]、関西馬[5−7−5−54]、地方馬[2−1−0−2]で関西馬が活躍。4番人気以内の関東馬は[1−1−1−13]で2連対のみ。関東馬は人気で不振に終わることが多い。性別では牡馬[5−4−6−61]で9連対、牝馬[5−6−4−45]で11連対。連対数と連対率とも牝馬が牡馬を上回る。時期的に仕上がりの早い早熟タイプの牝馬が強い。穴で初勝利直後の牝馬に要注意。前走福島、新潟から参戦した馬は[0−0−2−10]で3着止まり。他場から参戦した馬は不振傾向。

マイネショコラーデは阪神芝1200mの新馬戦を2番手からメンバー最速の34.8秒で上がって2馬身半差で楽勝。レースのラスト3Fは12.0−11.5−11.5秒で尻上がり持続ラップ。ボリューム感のある馬体で直線で追い出すとバネの利いたフットワークで一気に突き放した。母は小倉2歳Sの勝ち馬コスモヴァレンチ。相馬眼的に能力のありそうな馬。2戦目のラベンダー賞は逃げてレコードで走ったが、最後にロビンフットに差されてハナ差の2着。逃げたこと、早めに来られたことが敗因なのか。今回も1番人気になりそう。

マジカルポケットは函館芝1200mの新馬戦で1番人気に支持され、逃げて2馬身半差で楽勝した。2着のロビンフットはその後未勝利、ラベンダー賞を連勝している。半姉にオープンのコウユーキズナ。ジャングルポケット産駒で少し頭の高い走りだが、安藤勝騎手はこういうタイプを乗りこなすのが上手い。ルリニガナは函館芝1000mの新馬戦で2番手から抜け出して1馬身半差で快勝。上がり3Fはメンバー最速の34.2秒。函館芝で勝ち上がった初勝利直後の牝馬。データ的に穴をあけるパターンだが、そこそこ人気になりそう。

タイセイファントムは函館芝1200mの新馬戦を勝ち、続くラベンダー賞は出遅れが響いて0.3秒差の4着。過去10年の函館2歳Sで前走4着以下は[0−0−0−18]で3着以内がないが、タイセイファントムは敗因があるだけに侮れない。矢作厩舎は07年ジョイフルスマイル2着、昨年キョウエイアシュラ2着。3度目の正直なるか。トラストワンは函館芝1200mの新馬戦でキングカメハメハの半妹でディープインパクト産駒のマギストラに競り勝った。藤岡佑騎手がルリニガナに騎乗するため、横山典騎手に乗り替わる。

エーシンジャッカルは函館芝1200mを逃げ切り勝ち。直線で一旦交わされたが、しぶとく伸びて差し返した。5番人気で単勝13倍と人気はなかったが、ホワイト騎手が騎乗していた。大きなストライドでエイシンデピュティと似たようなタイプ。今回は秋山騎手に乗り替わる。7月24、25日(ラベンダー賞の週)の函館は時計が早かった点に注意。例年勝ちタイムの遅い馬は人気の盲点になる傾向がある。能力、適性を見抜けるかがカギ。JRAの馬場の整備状況にもよるが、最終週で馬場が荒れている点も考慮したい。

★先週の予想結果

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