札幌記念
レース展望
過去10年で1番人気は[2−3−2−3]で5連対。単勝2.5倍以下なら[1−3−1−0]で複勝率100%。2番人気は[3−2−1−4]で5連対だが、最近5年は連対がない。3番人気は[0−0−3−7]で連対なく不振。最近5年の馬連は310倍、35倍、203倍、15倍、16倍で万馬券が2回出ている。最近5年の連対馬10頭のうち5頭が7番人気以下の人気薄。前走2、3着に負けた馬が人気を落として激走することが多い。前走G1出走馬は2番人気以内に支持されれば[3−2−1−2]で連対率62.5%。
アーネストリーは前走宝塚記念で2番手から直線で早めに先頭に立つ正攻法の競馬で0.2秒差の3着。G1初挑戦で2着ブエナビスタに半馬身差。今後の目処が立つ走りだった。5歳になって厩舎の先輩タップダンスシチーに近づいている。芝2000mは[5−1−0−2]で中日新聞杯、金鯱賞を制している。札幌芝2000mも勝っており、洋芝もこなすタイプ。先行してしぶとい脚を使うため、展開的な紛れが少ないが、果たして今回はどんな展開になるか。天皇賞(秋)に向けてもうひと皮剥けることができるか重要なレースになる。
マイネルスターリーは前走函館記念を1分58秒5の好タイムで重賞初制覇。好位から直線で早めに抜け出す完璧な内容だった。時計の早い馬場も良かったのだろう。馬体が10キロ増えていたが、休養前より馬体の造り、気配とも良くなっていた。芝2000mは[4−0−0−6]で札幌芝2000mは2戦2勝。札幌芝は[5−0−0−2]で3歳以降は4戦4勝。ホワイト騎手が騎乗停止になったため、三浦騎手に乗り替わる。昨年以降の重賞で三浦騎手は[1−1−3−71]で連対率2.6%。小倉大賞典で降着になった馬で巻き返すか。
ジャミールは前走函館記念2着。内に入れたことで全く持ち味を生かせなかった。まともならマイネルスターリーにここまで離されることはなかったのではないか。昨年夏の札幌芝2000mの500万条件を翌日の札幌記念と同タイムで勝った馬。今度は安藤勝騎手がどう乗るか。ヤマニンキングリーは昨年の勝ち馬。内を上手く立ち回ってタイミング良く抜け出しブエナビスタを完封した。近走不振だが、どこまで仕上がってくるか。札幌芝重賞で武豊騎手は[11−3−1−4]で連対率73.7%。先週はクイーンSを制している。
今年の皐月賞2着馬ヒルノダムール、前走天皇賞(春)2着のマイネルキッツ、前2走金鯱賞2着、函館記念3着のドリームサンデー、昨年のダービー馬ロジユニヴァース、前2走不振も鳴尾記念と中山金杯を連勝したアクシオンなど伏兵は数多い。ヒルノダムールはスローの上がり勝負になったダービーで9着に終わったが、芝2000mの皐月賞ではダービーで連対したエイシンフラッシュ、ローズキングダムに先着している。芝2000mは[1−3−0−1]。3歳馬と古馬の力関係を見る上でレースぶりに注目したい。
★先週の予想結果
競馬アナリストGM
クイーンS 3連複6,890円、越後S 馬連・3連単16,650円的中!
万馬券娘MR
クイーンS 馬連・3連単30,380円的中![高自信度]穴馬カウアイレーン激走!
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