キーンランドC
レース展望

サマースプリントシリーズ第4戦。過去4年で1番人気は[0−1−2−1]で1連対のみ。前2年は前走函館スプリントSを勝ったキンシャサノキセキとグランプリエンゼルが3着に終わった。2番人気は[1−2−1−0]で3連対、3番人気は[0−0−1−3]で連対なし。馬連は10倍、19倍、718倍、69倍。毎年1、2番人気のどちらが連対しているが、前2年は16、13番人気が連対して荒れた。最近は人気薄の激走が目立つが、過去4年とも3番人気以内の2頭が必ず3着以内に入っている。3連単で考慮したい。

連対馬の馬番は16、14、14、11、5、13、11、12番で8頭のうち7頭が10番より外枠。馬場の内側が荒れていると外枠が有利。1、2枠に入った人気馬が不振に終わることが多い。ただし今年も馬場の見極めが必要。前走函館スプリントSに出走した馬は3番人気以内に支持されれば[0−2−4−0]で勝った馬はいないが複勝率100%。今年はワンカラットとビービーガルダンが人気になりそう。連対馬8頭のうち7頭が芝1200mで3勝以上、5頭が札幌芝1200mで勝っていた。札幌芝1200m巧者を重視。

ワンカラットは函館スプリントSで好位の内から抜け出し、ビービーガルダンに2馬身差をつけて快勝。勝ちタイム1分8秒2はレコードタイム。1枠からスタートから内をロスなく回ってきたこともあるが、上がり3Fはメンバー最速の34.5秒。函館でこのタイム、上がりで走れれば、札幌でもかなりやれるのではないか。ただし函館スプリントは何もかもが上手く行き過ぎた感もある。ビービーガルダンとは斤量が5キロから4キロ差になるが、引き続き54キロで出走できるのは有利。勝ってサマーシリーズ優勝をグッと引き寄せるか。

ビービーガルダンは芝1200mでスプリンターズS、高松宮記念、函館スプリントSと2着が続いている。札幌芝1200mは[3−1−0−0]、函館芝1200mは[2−1−1−0]で北海道の芝1200mではまだ崩れたことがない。前走の函館スプリントSは外枠スタートから好位につけて直線で先頭に並びかけたが、内からワンカラットに抜け出されて2馬身差の2着。休み明けだったが、パドックでは雄大な馬体、気合乗りが目立っていた。ワンカラットとは5キロから4キロ差になる。昨年は好位から抜け出して楽勝している。

ローレルゲレイロは昨年高松宮記念とスプリンターズSを制した。前走のドバイゴールデンシャヒーン(ダ1200m)はハナを切って4着に粘った。さすがにG1−2勝馬といったところ。今回はそのとき以来のレースで仕上がりがカギ。07年のキーンランドCでは1番人気で11着に終わっている。今年は59キロを背負う。この後はスプリンターズSに直行する予定。ウエスタンビーナスはUHB杯を2番手から抜け出して快勝。前2年のキーンランドCは15、6着に終わっているが、今年はどうだろう。美浦からの直前輸送になる。

アイビスSD2着のジェイケイセラヴィ、札幌芝[2−3−1−2]のランチボックス、札幌芝1200m[2−1−0−0]のケイアイアストン、条件戦を連勝したトウカイミステリー、芝1200m[4−3−1−2]のベストロケーションなど伏兵は数多い。ジェイケイセラヴィはアイビスSD組がその後不振なのは気になるが、芝1200mも守備範囲。7〜9月は[4−1−0−2]で夏場走るタイプ。ベストロケーションは京都牝馬Sでワンカラットに先着している。ひと息入れてデキが戻っていれば。社台RH&鹿戸厩舎。

★先週の予想結果

競馬アナリストGM
レパードS 馬連1,720円 3連単9,470円、札幌記念 馬連1,610円的中!

万馬券娘MR
レパードS、長岡Sなど的中!重賞穴馬好調!グリッターウイング、アクシオンが激走!


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