新潟2歳S
レース展望
過去10年で1番人気は[5−2−2−1]で7連対。キャリア1戦は[1−1−0−1]で連対率66.7%、2戦は[4−0−0−0]で勝率100%に対し、3戦は[0−1−2−0]で1着がなく連対率33.3%。2番人気は[2−2−1−5]で4連対、3番人気は[0−1−1−8]で1連対。連対馬20頭のうち15頭が5番人気以内だが、最近4年は11、16、15、15番人気が2着に入り、馬連は76倍、448倍、114倍、75倍と荒れている。最近は多頭数で波乱傾向。今年も極端な人気薄の激走に注意したい。
連対馬20頭のうち19頭が前走連対していた。前走3着以下は[0−1−0−22]で1連対のみ。前走連対を外した馬が巻き返すのは難しい。連対馬20頭のうち9頭が1戦1勝馬。素質、能力があれば、キャリアは問われない。最近8年の1〜3着馬24頭のうち19頭に芝1400m以上で勝ち星があり、残る5頭のうち2頭は芝1200mで0.7秒以上の差をつけて圧勝していた。芝1400m以上で勝ち星または芝1200m圧勝があることが目安。キャリア1、2戦が18連対。3戦以上は[0−2−4−26]で3着が多い。
エーシンブランは新馬、ダリア賞を連勝。どちらも中団からメンバー最速の末脚で差し切った。2歳戦に強い坂口則厩舎の管理馬。今年は既に2歳馬4頭が勝ち上がっている。エーシンブランはスウェプトオーヴァーボード産駒で走法からも短い距離が合いそうなタイプ。昨年の新潟2歳Sを制したシンメイフジと同じようなステップ。シンメイフジは外回りの長い直線で走りが一変したが、エーシンブランはどんな走りを見せるか。ダリア賞の勝ち馬は3番人気以内に支持されれば[2−0−3−0]で複勝率100%。データを継承できるか。
レッドセインツは新潟芝1600mの新馬戦を好位からメンバー最速の33.9秒で抜け出して快勝。最後はまだ余裕があった。近親にハーツクライがいる角居厩舎のディープインパクト産駒。420キロと小柄だが、父ディープインパクトも小柄な馬だった。過去10年で前走新潟芝1600mの新馬戦を勝った馬は[1−4−0−10]で連対率33%。今回は浜中騎手が小倉2歳Sでブラウンワイルドに騎乗するため、四位騎手に乗り替わる。四位騎手は今年2歳重賞で荒稼ぎするチャンスか。札幌2歳Sにはアドマイヤセプターが控えている。
リーサムポイントは新潟芝1800mの新馬戦を中団からメンバー最速の34.6秒で抜け出し3馬身差で圧勝。まだフワフワする面はあるが、アグネスタキオン産駒らしく末脚はいいものがある。チーフズクラウンの肌にアグネスタキオンというのはディープスカイと同じ。新馬戦は4番人気だったが、内田博騎手を乗せていたように厩舎は自信があったのだろう。過去10年で前走芝1800mを使った馬は[0−0−2−16]で5番人気以内では[0−0−0−7]で3着以内なし。かなり気持ち悪いデータがあるが、打ち破れるか。
ダリア賞2着のディープインパクト産駒サイレントソニック、新潟芝1800mの新馬戦を逃げて圧勝したクリーンエコロジー、小倉芝1800mの未勝利戦を逃げて圧勝したメイショウナルト、新潟芝1600mの新馬戦を勝ったヴァナディースなど伏兵は多士済々。ヴァナディースはラインクラフトの半妹で父はロックオブジブラルタル。ラインクラフトの下は高額で走らない馬が多いが、ヴァナディースはひと味違う。勝ちタイムは1分36秒7と遅いが、まだ時計は詰まりそう。吉田豊騎手は先週トウショウシロッコで穴をあけている。
★先週の予想結果
競馬アナリストGM
月岡温泉特別 馬連・3連単12,040円的中!厳選予想3戦2勝
万馬券娘MR
新潟記念 馬連11,750円的中!穴馬トウショウシロッコ激走!予想コメント公開中
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