シリウスS
レース展望
07年に距離が2000mに変更された。過去3年で1番人気は[1−1−0−1]で2連対。昨年は前年1番人気で2着のワンダスピードが58.5キロで5着に終わった。2番人気は[0−0−0−3]、3番人気は[1−0−0−2]。過去3年は3番人気以内と6〜8番人気で決着。馬連は8倍、20倍、65倍で中穴になることが多い。昨年は好位から抜け出したワンダーアキュートが勝ったが、それ以外の連対馬は差し追い込み馬。今年も決め手のある馬の突っ込みに注意。3歳馬は[2−0−1−4]。軽量を武器に活躍している。
キングスエンブレムは初ダートの上賀茂Sを1分50秒5の好タイムで圧勝。休養後の2戦は10、11着に終わったが、立て直して臨んだ前走のオークランドRCTは中団からメンバー最速の36.0秒で差し切り勝ち。直線で福永騎手が追い出すと一瞬のうちに抜け出し、最後は抑える余裕があった。ヴァーミリアンの半弟でダート適性はかなり高い。1600万条件を勝ったばかりで56キロは楽な条件ではないが、重賞実績馬には重ハンデが課せられている。前走のように内で脚をタメてスパッと抜け出すようなレースができれば勝ち負けか。
ワンダースピードはダート重賞[4−5−2−6]の実力馬。G1は[0−0−1−4]だが、G3は[2−3−1−1]で昨年のシリウスSを除き3着以内を確保。今年は長期休み明けで昨年と同じ58.5キロ。厳しい条件だが、地力で克服するか。ラヴェリータはダート重賞[4−2−1−3]。3勝は牝馬限定戦だが、今年の名古屋大賞典ではアドマイヤスバルを破って勝っている。2走前のブリリアントSでは56キロを背負ってマチカネニホンバレを差し切った。ハンデ56.5キロは楽ではないが、今の充実ぶりなら克服するか。
前走レパードS2着のグリッターウイング、一昨年の勝ち馬で前走ブリーダーズGC3着のマイネルアワグラス、夏場に調子を上げるタイプで前2走OP特別で2、1着のクリーン、前走京都ダ1900mの1600万条件を勝ってオープン入りしたサクラロミオなど伏兵は多い。グリッターウイングはダート[2−5−0−0]で連対率100%。レパードSはJDD4着のミラクルレジェンドに差されてハナ差で負けたが、少し追い出しが早かった感もある。ダート[4−2−4−1]のポイマンドレースの半弟。相手なりに走るタイプ。
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