日経新春杯
レース展望
過去10年で1番人気は[1−2−1−6]で3連対のみ。最近6年で連対は昨年のトップカミングのみ。ただし過去10年で前走G1で3着以内だった1番人気は[0−1−1−0]で馬券圏内を確保している。2番人気は[3−2−0−5]で5連対、3番人気は[1−2−3−4]で3連対。ハンデ戦で馬連10倍以下は1回しかなく、20〜60倍台の中穴決着が多い。09年は11番人気のテイエムプリキュアが勝ち、大波乱になった。トップハンデは[1−1−1−9]で2連対のみ。1番人気では[0−0−1−3]、2番人気では[0−0−0−2]で連対なく不振。トップハンデ58キロのローズキングダムはデータを破れるか。
ローズキングダムは繰り上がりでジャパンCを制覇。直線で挟まれる不利があって下がったが、そこから盛り返してヴィクトワールピサを交わし2位入線を果たした。秋になって馬体に実が入り、古馬の一線級に通用するレベルにきている。有馬記念は疝痛で回避。幸い症状は軽く、坂路で乗り込まれている。G1−2勝馬に58キロは少し甘い設定に映る。05年のAR共和国杯に出走したデルタブルースは、前年に菊花賞1着、ジャパンC3着があり、長期休み明けにも関わらず59キロだった。ローズキングダム陣営は58.5キロ以上なら出走させないとコメントしていた。週末は曇り時々雪の予報が出ている。馬場悪化はマイナスに働く。
ルーラーシップは長期休み明けで鳴尾記念を制覇。4番手からメンバー3位の33.8秒で抜け出し、ヒルノダムールの追撃を完封した。馬体が12キロ増えてパワーアップし、直線では豪快な前捌きでストライドの大きい走りが目立った。ダービーで最後にひと伸びして0.3秒差の5着に突っ込んだ馬。秋を迎えて心身ともに充実してきている。前走の有馬記念は好位から伸び切れず0.4秒差の6着。飛びが大きいため、窮屈な走りをさせないようにルメール騎手がずっと外を回していた。ダービーで0.3秒差だったローズキングダムとは斤量1.5キロ差があるが、恵まれた設定ではない。テン乗りでもリズボリ騎手が騎乗するのは魅力。
ヒルノダムールは皐月賞2着馬。皐月賞馬ヴィクトワールピサは有馬記念、3着エイシンフラッシュはダービー、4着ローズキングダムはジャパンC、5着アリゼオは毎日王冠を制している。ヒルノダムールは未だに重賞未勝利。足りないものは何か。藤田騎手は今年[0−0−0−13]で馬券圏内なし。早く1勝して波に乗りたいところ。菊花賞は直線で外に出すのに手間取ってかなり脚を余して7着。前走の鳴尾記念は中団の後ろからメンバー最速の33.5秒で上がって半馬身差の2着。最後に内にモタれて少し脚を余している。これまで連対があるのは2000mまで。春は天皇賞(春)を目指しているだけに距離にメドを立てたいところ。
コスモヘレノスは格上挑戦でステイヤーズSを制した。1枠からロスなく回ったこともあるが、スタミナとしぶとさを感じさせる好内容だった。それほど切れる脚がないため、今回は強気に動いて行く競馬か。丹内騎手には思い切って乗って欲しい。ゲシュタルトは前走中日新聞杯3着。勝ったトゥザグローリーは有馬記念3着、コスモファントムは中山金杯を制している。京都新聞杯を勝った京都外回りでしぶとさを発揮できれば。ナムラクレセントは菊花賞3着、天皇賞(春)4着がある実力馬。距離延長で和田騎手が持ち味を引き出せれば。ビートブラックは菊花賞3着馬。ローズキングダムとはクビ差だった。スタミナがあり簡単にはバテないタイプ。
WAKUWAKU競馬道場
競馬アナリストGM
★先週の予想結果
競馬アナリストGMの予想結果
フェアリーS 馬単2,750円 3連単13,600円(穴馬スピードリッパー激走)、五条坂特別 馬連1,580円 3連単17,930円的中!
1月末まで1500円
万馬券娘MRの予想結果
許波多特別 馬連2,680円 3連単42,270円(穴馬マイネルゴルト優勝)、フェアリーS 馬連1,890円 3連単13,600円的中!
8日間(4週間)4000円
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