ユニコーンＳ
レース展望
過去１０年の１番人気は［６−２−０−２］で８連対。連対を外した０４年カフェオリンポスは休み明け、０６年アエローザは初ダートだった。順調に使われ、ダートで３勝以上、勝率５０％以上を満たす馬なら［６−２−０−０］で連対率１００％。２番人気は［０−４−１−５］で４連対、３番人気は［１−１−２−６］で２連対。連対馬２０頭のうち１８頭が５番人気以内。連対は７番人気まで。８番人気以下は［０−０−１−８８］で３着が１回あるのみ。馬連は８回が１０倍台までに収まっている。人気馬が堅実で波乱は少ない。
過去１０年の勝ち馬は全てダートで２勝以上を挙げており、連対率は５０％以上、複勝率は７５％以上。ダートで４着以下に敗れたことのある馬が３頭いるが、３頭とも１戦のみだった。単勝、馬単の頭、３連単の１着はこれらを満たす馬を狙いたい。地区別では関東馬［１−４−３−７２］、関西馬［８−６−７−５４］、地方馬［１−０−０−３］で関西馬の活躍が目立つ。連対した関西馬は全て５番人気以内で６番人気以下は［０−０−３−４１］で３着止まり。ダート実績のある５番人気以内の関西馬に注目したい。
グレープブランデーはダート［３−２−０−０］で連対率１００％。前走のいぶき賞は３番手から早めに抜け出して差してきたボレアスをクビ差完封した。これまでダートの５戦は全て１８００ｍ。過去１０年で連対した１番人気でダ１７００ｍ以下の経験がなかったのはカネヒキリのみ。そのあたりが課題か。アイアムアクトレスはダート３戦３勝。前走の昇竜Ｓ（ダ１４００ｍ）は３番手から抜け出してシゲルソウサイをクビ差完封。阪神牝馬Ｓの勝ち馬アイアムカミノマゴの全妹。新馬戦の芝１６００ｍで２着があるが、距離の克服がカギか。
エーシンブランは前走初ダートの兵庫ＣｈＳで逃げて６馬身差で圧勝。芝で惨敗が続いたが、ダートで一変した。ヒヤシンスＳの勝ち馬ラヴィアンクレールには１．９秒差の３着、全日本２歳優駿２着馬リアライズノユメは６着。兵庫ＣｈＳがフロックでないことを示せるか。ビッグロマンスはダート［３−１−０−０］で全日本２歳優駿を勝っている。サンライズマックスの半弟で陣営は芝のクラシック路線を使ったが、結果が出ずダートに戻ってきた。東京ダートではプラタナス賞で直線一気を決めている。時計を詰められるかがカギ。
アドマイヤサガスはデイリー杯２歳Ｓ２着馬だが、朝日杯ＦＳで不利を受けてから不振が続いている。初ダートでどこまで変わるか。キョウエイバサラはアーリントンＣ２着馬だが、その後は惨敗続き。［１−１−２−２］のダートで変わるか。抽選組ではいぶき賞２着のボレアス、同３着シルクシュナイダー、同４着コルポディヴェント、昇竜Ｓ２着のシゲルソウサイ、芝１６００ｍの重馬場で２戦２勝のアストロロジーあたりが伏兵か。過去１０年の勝ち馬は６番枠が３頭、１０番より外枠が７頭。馬場状態にもよるが外枠の馬に注意。
ＷＡＫＵＷＡＫＵ競馬道場
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