函館記念
レース展望

サマー2000シリーズの第2戦。過去10年で1番人気は[2−3−0−5]で5連対。芝2000m重賞で3着以内がある馬は[2−2−0−2]、かつ57キロ以上、5歳以上なら[1−2−0−0]で連対率100%。2番人気は[2−2−2−4]で4連対、3番人気は[0−1−1−8]で1連対のみ。6〜9番人気が4連対、10番人気以下が3連対。ハンデ戦らしく人気薄の連対が目立つ。5年連続で馬連万馬券が出たことがあったが、最近8年で万馬券は1回のみ。以前ほど荒れなくなった。最近は中穴決着が多い。

53キロ以下は[0−1−3−30]で1連対のみ。トップハンデは[1−0−0−9]で1連対のみ。唯一連対したのはG2を2勝し1番人気に支持されたエアエミネム。軽量馬もトップハンデも不振傾向。前走勝ち馬は[1−2−3−15]、前走OP以上の勝ち馬は[1−2−1−9]で3連対のみ。前走7着以下に敗れた馬が6連対と多い。前走巴賞で負けた馬が巻き返すケースが目立つ。1番枠は[0−0−0−10]、2番枠は[0−0−1−9]、大外枠は[1−0−0−9]。1、2番枠と大外枠に入った馬は不振傾向。

マイネルスターリーは昨年の函館記念勝ち馬。好位から勝負どころで徐々に進出して直線で早めに抜け出すと1分58秒5の好タイムで2着に3馬身半差をつけて楽勝した。函館は初めてだったが、札幌で[5−0−0−2]の実績があった。基本的に函館は札幌より時計が掛かるが、当日は高速馬場だった。その後は不振に陥ったが、前走の巴賞は中団からメンバー最速タイの34.8秒で差し切り勝ち。休み明け、58キロを克服してみせた。これで函館では2戦2勝。今年は昨年より2キロ増えるが、前走の巴賞と同じ58キロで出走できる。今年の函館芝で丹内騎手は[3−8−7−17]で複勝率51.4%。勝てば重賞初制覇となる。

キングトップガンは前走目黒記念で重賞初制覇。2番手から直線で早めに先頭に立って後続を引き離すとそのまま後続を完封した。横山典騎手の考えられた騎乗とハンデ51キロで激走した。G2を勝ったことで今回は3キロ増えるが、前走軽ハンデだったため、54キロならまだ軽い。近走好走した馬が少ないメンバー。横山典騎手の乗り方次第でもう一丁があってもおかしくない。ミッキーペトラは前走青函Sで57.5キロを背負って逃げ切り勝ち。弥生賞で2着がある馬が休養して復調してきた。芝2000mのG2以下では[2−1−1−1]で複勝率80%。今回は三浦騎手がアクシオンに騎乗するため、武豊騎手に乗り替わる。

前走五稜郭Sでメンバー最速タイの33.7秒で3着に突っ込んだコロンバスサークル、中央に再転入後に芝で3連勝したエドノヤマト、近走不振も中山金杯1着、札幌記念3着があるアクシオン、函館芝で5戦のうち4戦で掲示板を確保しているメイショウクオリア、前走休み明けの五稜郭Sで0.2秒差6着のマヤノライジン、昨年の福島記念で大外一気を決めたダンスインザモアなど伏兵は数多い。今週から函館はA→Bコースに変更される。昨年はBコースに変更されて高速馬場になり、函館記念の勝ちタイムは1分58秒5と早かった。函館は独特の洋芝で適性の問われるコースだが、今年もJRAの馬場設定に注意したい。

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競馬アナリストGM

★先週の予想結果

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