関屋記念
レース展望

過去10年で1番人気は[4−2−3−1]で6連対。前走条件戦に出走していた昨年のスピリタス以外は3着以内を確保している。11番より外枠に入った馬は[2−2−0−0]で連対率100%。外枠に入った馬は結果を出す傾向。2番人気は[2−1−0−7]で2連対、3番人気は[0−1−2−7]で1連対のみ。2、3番人気の連対は少ないが、最近4年の連対馬8頭のうち7頭は5番人気以内。時々極端な人気薄が連対して大荒れになるが、最近4年の馬連は19倍、9倍、8倍、29倍で中穴までに収まっている。

年齢別では3歳[0−0−0−6]、4歳[3−2−5−11]、5歳[3−6−1−37]、6歳[2−0−2−33]、7歳[2−2−3−23]、8歳以上[0−0−0−15]で3歳と8歳以上は3着以内がなく不振。04年以降の連対馬14頭のうち13頭は5枠より外枠だった。馬番別では1〜8番枠は[1−0−2−53]で1連対、9〜18番枠は[6−7−6−42]で13連対。最初から馬場のいい外を通れる外枠の馬が活躍している。JRA馬場造園課が馬場傾向を是正する可能性があるため、馬場設定に注意。

セイクリッドバレーは2走前の新潟大賞典で重賞初制覇。丸山騎手が中団の後ろでタメてメンバー最速の34.2秒で差し切った。前走のエプソムCは最後方からメンバー最速の34.8秒で追い込んで3着。道中ごちゃついて位置取りが悪くなったことが応えた。東京芝では[0−0−2−4]で3着止まりだが、新潟芝では[3−2−0−2]で重賞では[1−2−0−0]で全て連対を確保。直線が平坦で長い新潟外回りは合っている。陣営は中山を使わずに新潟外回りの関屋記念と新潟記念に狙いを絞っている。昨年の関屋記念は後方からメンバー2位の32.1秒で追い込んで2着。届く位置で進めて切れる脚を使えれば勝ち負けになる。

エアラフォンは3連勝でオープン入り。前走は内からメンバー3位の34.0秒で差し切り勝ち。2着エーシンリターンズは次走ジュライCを楽勝している。500万条件を勝つのに5戦を要した馬が4歳になって本格化。前2走とも厳しい位置から差し切っており追って味がある。今回は初重賞挑戦で左回りも初めて。夏の新潟でリーディングを走る福永騎手が持ってくるか。レインボーペガサスはきさらぎ賞の勝ち馬。09年に1600万条件に降級して6戦目でようやく勝ち上がった。休み明けになるが、気性的に久々を苦にしないタイプ。それほど切れる脚はないが、地力タイプで相手なりに走る強みを発揮する可能性がある。鞍上は安藤勝騎手。

2走前の谷川岳Sで2着があるスズジュピター、前走1600万条件を勝ったスペシャルハート、新潟芝2戦2勝で格上挑戦してきたサトノフローラ、マイル重賞2勝の実力馬アブソリュート、マイル重賞で2着が3回あるマイネルファルケ、新潟芝1600m[0−2−1−0]のリザーブカードなど伏兵は数多い。スズジュピターはエプソムCで13着に終わったが、馬場の荒れた内を通り、直線で前が詰まってまともに追えなかった。高橋裕厩舎はセイクリッドバレーと2頭出し。サトノフローラは前走500万条件を勝ったばかりだが、新潟の硬くて平坦な馬場が合うのか全く走りが違う。このところ馬体減が続いているため、馬体の維持がカギ。

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新潟日報賞 3連単8,570円的中!厳選予想2戦2勝!前8週の厳選予想は17戦15勝!

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