秋華賞
調教診断

■[7/]キョウワジャンヌ
栗坂で馬なり調教。フワフワと走っていたが、気合乗りは良く脚捌きは鋭い。馬体の張り、毛づやが良くなり、使いながら確実に良化。

■[7−]アヴェンチュラ
栗CWで3頭併せで馬なりのまま併入。少し行きたがっていたが許容範囲。馬体の張りは良く、デキは高いレベルで安定している。

■[7−]ホエールキャプチャ
栗坂で馬なり調教。しっかりとした脚捌きでまっすぐに登坂。一度使って馬体が引き締まった。馬は元気で引き続き動いている。順調。

■[6+/]マルセリーナ
栗CWで2頭併せで一杯に追われて先着。手綱を緩めたまま追うダマシ調教。ひと叩きされて馬体が引き締まったが、まだ腹目は少し太い。

■[6+/]マイネイサベル
栗CWで馬なり調教。逆手前のまま首を使って活気十分。一度使って馬体の張り、毛づやが良くなった。腹目は細いが、こういうタイプ。

■[6+−]カルマート
南Wで馬なり調教。時計は遅いが、しっかりとした脚捌きで動きはまずまず。馬体の造りが良くなり、使いながら少しずつ力をつけている。

■[6+−]デルマドゥルガー
栗CWで馬なり調教。鋭い脚捌きで最後までしっかり伸びた。栗東入りした効果で馬体が細くなっていない。仕上がりは良さそう。

■[6+/]ピュアブリーゼ
美坂で軽く仕掛けられた。しっかりとした脚捌きで動きは良かった。ひと叩きされて活気が戻ってきた。前走惨敗したが、デキは上向き。

■[6+−]エリンコート
栗坂で馬なり調教。時計は遅いが、しっかりとした脚捌きで動きは悪くない。ただしG1馬としてはもう少し迫力が欲しい。

【総括】
キョウワジャンヌは父のハーツクライに似たガニ股走法で前脚の掻き込みが鋭い。ここにきて馬体を大きく見せるようになり、距離の不安は払拭しつつある。人気2頭を負かしてアッと言わせるとすれば、こういう脚力のあるタイプなのではないか。アヴェンチュラはまだ気難しいお嬢様といった感じは残っているが、馬体、気配は落ちておらずデキは安定している。ホエールキャプチャは馬体が引き締まったというより、腹目が少し薄くなった感がある。調教後の馬体重は前走より4キロ増。一応当日の馬体重に注意したい。

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