京王杯2歳S
レース展望
過去10年で1番人気は[2−3−0−5]で5連対。前走芝1400mを勝った馬は[1−1−0−1]。前走重賞出走馬は[0−1−0−2]で連対は08年のフィフスペトルのみ。1番人気に限らず前走重賞勝ち馬は[0−1−0−6]で不振。新潟2歳S勝ち馬モンストールはデータを破れるか。2番人気は[2−1−1−6]で3連対、3番人気は[2−2−1−5]で4連対。最近5年のうち4年で6番人気以下が連対し、馬連は57倍、104倍、112倍、28倍、31倍で全て中穴以上の決着。今年も人気薄の激走に注意。
連対馬20頭のうち17頭が前走3着以内。前走4着以下から連対した3頭は前走重賞5、7着とオープン特別6着。前走が重賞またはオープン特別なら7着以内が目安になる。前走条件戦は連対していることが条件。牡馬は[10−9−9−78]、牝馬は[0−1−1−21]で牡馬が断然の成績。5番人気以内の牝馬は[0−1−1−5]で1連対のみ。唯一連対した牝馬アニメイトバイオは阪神JFと秋華賞で2着に入った。G1で通用する馬なら狙える。東京は今週もBコース。今の東京芝1400mにマッチした馬に注目したい。
モンストールは新馬、新潟2歳Sを連勝。新潟2歳Sは中団から直線でメンバー2位の32.7秒で一気に抜け出し、最後はジャスタウェイの追撃を振り切った。勝ちタイム1分33秒8は優秀。3着に5馬身差をつけている。新潟2歳Sのレーティングは過去7年で最高となる105。それを証明するように4着ダローネガは野路菊Sを勝ち、デイリー杯2歳Sで2着に入った。母の母は桜花賞を裸足で5着に敗れた後にオークスを逃げ切ったイソノルーブル。馬体の造りから早熟ではなく、相馬眼的にこれから重賞戦線で活躍できそうな馬。新潟芝1400mの新馬戦を3馬身半差で圧勝しており、距離1400mはこなせる。JRAは外枠で対策か。
ゲンテンは前走デイリー杯2歳Sで逃げて0.4秒差の3着。直線でメイショウハガクレに一旦抜かれたが、最後に差し返して地力を見せた。福永騎手は馬が力んで走っていたため、ハナに行かせたとコメント。今後に向けてもう少しタメを使っておきたかったというのが陣営の本音か。高速馬場と高速上がりが減点材料。蛯名騎手はまたイカンガーになるのか。レオアクティブは芝1400mのダリア賞とくるみ賞でメンバー最速の末脚を繰り出し2着に入っている。ダリア賞を勝ったエイシンキンチェムがファンタジーSで7着に負けたのは気になるが、芝1400mは合っている。前が飛ばして差しが決まる展開になれば。陣営は横山典騎手を乗せてきた。
未勝利、ききょうSを連勝したネオヴァンクル、東京芝1400mの新馬戦を逃げて圧勝したダイワインスパイア、前走函館2歳S3着のナイスヘイロー、前走サフラン賞2着の牝馬トランドネージュなどが伏兵か。トランドネージュは新馬戦で3番手からメンバー3位の32.9秒で上がり、勝ったエネアドに0.1秒差の3着。未勝利戦は単勝1.6倍の断然人気に支持され、逃げて2馬身半差で楽勝。前走のサフラン賞はイチオクノホシに0.2秒差の2着に負けたが、中団からメンバー3位の33.9秒で上がっている。前走の敗因は言うまでもない。陣営は三浦騎手を諦めて松岡騎手を乗せてきた。松山厩舎は2歳牝馬で復活する可能性がある。
WAKUWAKU競馬道場
競馬アナリストGM
★先週の予想結果
◆競馬道場(競馬アナリストGM)
WIN5 13,720円的中!AR共和国杯 馬連1,620円、京都12R 馬単2,390円的中!
◆MR予想(万馬券MR)
WIN5 13,720円的中!京洛S 3連単8,230円、AR共和国杯は穴馬トレイルブレイザー優勝!
◆重賞データの達人(データ分析班)
みやこS 馬連980円 3連単6,870円、AR共和国杯 馬連1,620円的中!
競馬アナリストGMの最新刊「2012年重賞を勝つための極意」(笠倉出版社、1365円、273ページ)が発売されました。JRA平地重賞123Rを収録。今行われている重賞から使用することができます。各レースごとにある「穴のポイント」は必見!「WIN5を勝つための極意」も収録しています。
アマゾンで見てみる(送料無料)
[Home]