京阪杯
レース展望

芝1200mに変更後5年で1番人気は[1−0−0−4]で1連対のみ。唯一連対したのは前走スプリンターズS2着で単勝1.8倍に支持されたサンアディユ。芝1200m未経験のイースター、前走スプリンターズS3着のビービーガルダン、5着アルティマトゥーレ、4着ダッシャーゴーゴーは連対を外した。単勝1倍台の馬しか連対できていない。2番人気は[1−0−3−1]で1連対、3番人気は[0−3−0−2]で3連対。1、2番人気は不振だが、連対馬10頭のうち8頭が4番人気以内。馬連は15倍、9倍、35倍、46倍、266倍。昨年は13番人気のケイアイアストンが2着に入り大波乱になった。極端な人気薄の激走に注意。

連対馬10頭のうち5頭は前走芝1200mで連対していた。前走芝1200mで連対して4番人気以内に支持された馬は[3−2−2−2]で複勝率77%。京阪杯と同じ京都芝1200mの京洛Sで連対した馬が活躍している。連対馬10頭のうち9頭に芝1200mで勝ち星があり、8頭は芝1200mの複勝率が50%以上、5頭に京都芝1200mで連対があった。芝1200mで崩れにくい馬で京都芝1200m実績のある馬を重視したい。3着には4コーナー10、11、7、13、8番手から伸びた馬が入っている。人気の重賞実績馬が前に行って押し切ると直線一気タイプが突っ込んでくる。3連単の3着には追い込み馬をマークしたい。

ロードカナロアは[4−2−0−0]で芝1200mは4戦4勝。前走の京洛Sは中団からメンバー最速の32.7秒で差し切り勝ち。レースのラスト3Fは11.4−11.0−11.0秒の尻上がり&持続ラップ。休み明けで馬体が10キロ増えていたが、危なげのない勝ち方で能力の違いを見せつけた。今年の芝1200m重賞で安田隆厩舎は[6−0−1−4]、3番人気以内なら[5−0−1−2]で勝率62.5%。10月16日以降の重賞で福永騎手は[0−1−0−9]。先週のマイルCSは1番人気のリアルインパクトで5着に終わった。最近は勝てる力を持った馬で馬券圏内を外し続けている。ロードカナロアは勝てる力を持っている。

ジョーカプチーノは前走スワンS2着。ハナを切って中盤に10秒台のラップで飛ばして後続を振り切ろうとしたが、ロスなく回ってきたリディルに差された。差されたのは中盤で飛ばし過ぎたこと、リディルより1キロ重い58キロを背負っていたことが影響している。2走前のキーンランドCは9着に終わったが、立て直して復調してきた。芝1200mは[4−0−0−2]で今回と同コースのシルクロードSでは58キロを背負ってメンバー最速の末脚で直線一気を決めている。ロードカナロアより3キロ重い58キロを背負うが、58キロは守備範囲。ようやく福永騎手から解放され、今回はルメール騎手が騎乗する。久々に能力全開があり得る。

芝1200m[5−1−0−1]で前走京洛S2着のキョウワマグナム、昨年サマースプリントシリーズを優勝したワンカラット、シルクロードS2着、高松宮記念3着があるアーバニティ、ヴィクトリアMで4着に入ったグランプリエンゼル、昨年13番人気で2着に激走したケイアイアストン、前走京洛Sで初めて芝1200mを使い7着に敗れたワイルドラズベリーなど伏兵は数多い。キョウワマグナムは芝1200mで前に行ったときは[5−1−0−0]でまだ底を見せていない。先週リディルで掛かって自滅した小牧騎手がどう乗るか。ワンカラットは前走休み明けで大幅馬体増。力はあるため、叩き2戦目で馬体が絞れて仕上がってくれば。

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