日経新春杯
レース展望

過去10年で1番人気は[1−2−2−5]で3連対のみ。最近7年で1連対のみ。今年の1番人気は前走有馬記念3着のトゥザグローリー。前走G1で3着以内だった1番人気は[0−1−2−0]で3着以内を確保している。2番人気は[4−1−0−5]で5連対、3番人気は[1−3−2−4]で4連対。連対馬20頭のうち16頭が5番人気以内だが、09年は11番人気が勝ち大波乱になった。馬連は10倍以下が2回しかなく、20〜60倍の中穴が多い。ハンデ戦で荒れることが多いため、人気薄を絡めて中穴以上を狙うのが妙味。

トップハンデは[0−1−2−9]で1、2番人気では[0−0−2−5]で連対なし。昨年は58キロを背負ったローズキングダム(前走ジャパンC1着)が1番人気で3着に終わった。トップハンデに関係なく57キロ以上は[0−2−1−16]で未勝利。トップハンデ58.5キロのトゥザグローリーはデータを破れるか。52キロ以下は[1−0−5−22]で1連対だが、3着が多く3連単では注意。54キロが7連対、55キロが5連対、56キロが4連対。54〜56キロが8勝を挙げている。54〜56キロを背負った馬に注意。

トゥザグローリーは昨年京都記念、日経賞を連勝し天皇賞(春)で1番人気に支持されたが13着に惨敗。その後は不振が続いたが、前走有馬記念で中団からメンバー2位の33.3秒で伸びて0.1秒差の3着に入った。直線では厳しい位置にいたが、福永騎手が馬群を上手く捌いてきた。有馬記念はナイスネイチャ、ダイワメジャー、エアシェイディなど3着に来た馬が再度3着に来ることが多い。それだけ特殊なコースなのだろう。トゥザグローリーは冬場に走るデカ馬で寒くなって調子を上げてきた。今回はトップハンデ58.5キロを背負うが、メンバーはかなり楽になる。京都芝2400m重賞で福永騎手は[1−2−3−9]で連対率20%。

ダノンバラードは昨年の皐月賞3着馬。前走の中日新聞杯は中団から早めに捲って直線で先頭に立ったが、最後に差されて3着。小倉巧者のデムーロ騎手が強気に乗ったが、少し動くのが早過ぎた印象。芝2000mの小回りが合うことを改めて証明した。今回は距離延長でどんなパフォーマンスを見せるか。スマートロビンは阿寒湖特別を圧勝し、前走比叡Sでは2番手から抜け出して快勝。距離を延ばして着実にパフォーマンスを引き上げている。2走前の神戸新聞杯はスローの上がり勝負で切れ負けして4着に終わっただけに強気なレースをするのではないか。大川氏はスマートギアと2頭出し。ハンデ55キロと先行力を安藤勝騎手が生かせれば。

昨年の京都大賞典で2着に入ったビートブラック、昨年の天皇賞(春)4着馬で前走万葉S2着のマカニビスティー、10年の日経新春杯で2着があるトップカミング、09年の京都大賞典で2着があるスマートギアあたりが伏兵か。ビートブラックはAR共和国杯で2番人気に支持され5着、ステイヤーズSで1番人気に支持され11着に終わった。芝2400mは[3−1−0−1]。得意距離で巻き返せるか。スマートギアは右前脚骨折から復帰し今回が3戦目。先週の京都が前残り傾向だったのは気になるが、京都外回りなら確実に切れる脚を使う。JRAは年明けから重賞で武豊騎手を全て1枠1番に入れている。差しが決まる展開になれば。

WAKUWAKU競馬道場
競馬アナリストGM

★先週の予想結果

◆競馬道場(競馬アナリストGM)
京都金杯 3連単68,090円、中山8R 3連単25,050円的中!3連単万馬券を連発!

◆MR予想(万馬券MR)
新春S 3連単38,230円的中!今週の京成杯と日経新春杯には穴馬がいます!

◆重賞データの達人(データ分析班)
フェアリーS 馬連33,120円的中!マイネエポナ(14人気)激走!、中山金杯、京都金杯的中!

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