アーリントンC
レース展望
3歳マイル重賞。07年に外回りコースに変更された。過去10年で1番人気は[3−2−0−5]で5連対。06年以降は[0−2−0−4]で未勝利。単勝1倍台の牡馬なら[2−1−0−0]で連対率100%。2番人気は[1−0−1−8]1連対、3番人気は[1−1−3−5]で2連対のみ。最近4年のうち3年で9番人気以下が連対し、馬連は216倍、176倍、12倍、414倍で3年が万馬券決着。最近は波乱傾向が強い。逃げ馬は[4−1−1−4]で5連対。開幕週で馬場がいいため、前に行った馬が止まりにくい。穴で人気薄逃げ先行馬の粘り込みに注意。昨年はダート実績馬のワンツーで大荒れ。今年もダート馬の激走に注意。
ジャスタウェイは新潟2歳S2着馬。東スポ杯2歳Sは不良馬場が応えて4着。きさらぎ賞は好位からメンバー3位タイの34.2秒で上がって4着。休み明け、初の右回り、馬場の荒れた内を突いたことなどが影響したか。今回は叩き2戦目でメンバー弱くなるが、直線の坂と開幕週の馬場がカギ。新馬、新潟2歳Sで騎乗した福永騎手に乗り替わる。ダローネガはデイリー杯2歳Sで出遅れたが、後方から捲ってメンバー最速の34.5秒で上がって2着を確保。前走の朝日杯FSは大外から早めに捲くってきたが直線で伸び切れず5着。不利な大外枠で終始外を回ったことが応えた。今回はデイリー杯2歳Sで出遅れた岩田騎手に戻る。前に行けるか。
オリービンはデイリー杯2歳S3着馬。シンザン記念は後方からメンバー最速タイの34.3秒で追い込んで7着。前に行った馬が残る展開で位置取りが後ろ過ぎたが、最後は鋭く伸びている。阪神芝は[2−2−0−0]で連対率100%。得意の阪神で賞金を加算できるか。陣営はCデムーロ騎手を確保。ブライトラインは未勝利、黄菊賞を連勝してラジオNIKKEI杯2歳Sで5着に入った。前走の京成杯は3番手につけたが、直線で失速して10着。道中力んで走っていた。芝1600mでは中山の未勝利戦で2着がある。距離短縮と未勝利戦を勝った安藤勝騎手に乗り替わるのはプラス。黄菊賞3着のヴィルシーナはクイーンCを制している。
阪神芝1600mの千両賞勝ち馬ローレルブレット、前走新馬戦を勝ったハイアーゲームの半弟ダイワマッジョーレ、きさらぎ賞で逃げて自滅したアルキメデス、ダート2勝馬ヴィンテージイヤーなど伏兵は数多い。ローレルブレットは阪神芝1600m[1−0−1−0]でコース変わりはプラス。鶴留調教師は2月末で引退する。先週3勝でようやく調子が上向いてきた池添騎手が持ってくるか。ダイワマッジョーレは前走の上がり3Fが11.7−11.5−11.4秒で尻上がり。陣営はビンナ騎手を確保した。アルキメデスは前走まともに走っていない。距離短縮で新味を出すか。ヴィンテージイヤーは芝をこなしたメイショウボーラー産駒。
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競馬アナリストGM
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