フィリーズレビュー
レース展望
過去10年で1番人気は[3−2−1−4]で5連対。阪神JF直行馬なら[3−1−1−1]で単勝1倍台なら[2−0−0−0]。このタイプがいれば頭で狙える。2番人気は[1−0−1−8]で1連対、3番人気は[2−2−1−5]で4連対。6番人気以下が9連対と多く、人気馬と人気薄で決着することが多い。最近7年は必ず6番人気以下が連対し、馬連は50倍前後の中穴決着が多い。
阪神JF最先着馬は[3−1−1−5]で1番人気なら[3−1−0−3]で連対率57.1%だが、2番人気以下は[0−0−1−2]で連対なく不振。今年の最先着馬は2着のアイムユアーズ。連対馬20頭のうち4頭にダートで3馬身差以上の圧勝があった。08年は7番人気、09年は6番人気が2着に激走した。阪神芝1400mはダート短距離の成績が直結しやすい。ダートで圧勝がある馬に注意。
アイムユアーズはファンタジーSを中団からメンバー2位タイの35.0秒で差し切り勝ち。前走の阪神JFは4番手からサウンドオブハートとの競り合いをハナ差で制して2着を確保。流れが緩むとみたメンディザバル騎手が好位につけてしぶとく粘らせた。重賞では[1−2−0−0]で連対を外していない。前走から距離が1F短くなるのはプラス。小柄な馬で久々を苦にしないタイプ。鞍上はピンナ騎手。
イチオクノホシは阪神JFで中団の後ろからメンバー4位タイの34.5秒で伸びて4着。流れが遅くて届かなかったが、いつもほど切れる脚を使えなかった。前走のクイーンCは6番手からメンバー2位の33.5秒で上がって2着。スローペースを考慮して蛯名騎手が好位につけたことが功を奏した。これまでの連対は全て左回りだが、距離1F短縮はプラス。リーディングトップの蛯名騎手が持ってくるか。
アンチュラスはファンタジーSで3番手からしぶとく伸びて0.2秒差の2着。ファンタジーS前の調教では同厩のロードカナロアに食い下がっていた。前走の阪神JFは中団からしぶとく伸びて4着イチオクノホシにクビ差の5着。1枠1番から馬場の荒れた内を通っていた。芝1400mは[1−1−1−0]で阪神芝1400mの未勝利戦を4馬身差で圧勝している。安田隆厩舎のディープインパクト産駒。
函館2歳S勝ち馬ファインチョイス、前走クイーンC4着のプレノタート、前走フェアリーS6着のラシンティランテなどが伏兵か。ファインチョイスはファンタジーSで3着がある。池添騎手に乗り替わる。ラシンティランテは白菊賞を3馬身差半差で圧勝。阪神JFは折り合いを欠いて自滅し、前走のフェアリーSは馬体が6キロ減って細くなっていた。中8週、距離短縮、四位騎手でどこまで変わるか。
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★先週の予想結果
◆競馬道場(競馬アナリストGM)
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中日新聞杯 穴馬◎スマートギア優勝!有力馬診断&予想を事後公開!
◆MR予想(万馬券MR)
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