フラワーC
レース展望

クラシックに繋がる牝馬限定3歳重賞。過去10年で1番人気は[4−3−2−1]で7連対。前走芝1600mを勝った馬なら[3−2−0−0]で連対率100%。2番人気は[1−1−2−6]で2連対、3番人気は[2−1−0−7]で3連対。人気馬の相手に人気薄が来て中穴になることが多い。馬連は10倍台と20倍台が各4回。人気薄を絡めて20倍前後を狙うのが妙味。

最近6年の連対馬12頭のうち11頭が前走4着以内。唯一前走13着から連対した馬は中山芝1600mで好タイム勝ちがあった。前走5着以下は割り引きが必要だが、中山芝1600mで実績のある馬に注意。今開催の中山芝1800m重賞は中山記念でシルポートが逃げて2着、中山牝馬Sでレディアルバローザが逃げ切った。中山芝1800mは前残り傾向。逃げ先行馬に注意。

メイショウスザンナは菜の花賞でメンバー最速の35.2秒で追い込んでパララサルーに0.2秒差の2着。前走のセントポーリア賞はスローで逃げてラスト3Fを11秒台のラップでまとめて粘り切った。前に行って勝ったことは今回に繋がりそう。過去10年の中山芝1800m重賞で武豊騎手は[3−0−4−5]で複勝率58.3%。05年以降は[0−0−4−4]で3着が多い。

オメガハートランドはファアリーSで中団の後ろからメンバー3位の34.4秒で伸びて勝ち馬と同タイムの4着。外枠スタートから終始外を回ったことが堪えた。前走のクイーンCは中団から33.7秒で上がるも9着。前残りの展開と向こう正面でスムーズさを欠いたことが堪えた。新潟芝1800mの新馬戦を勝っており距離は守備範囲。小柄な牝馬だけに今の中山の馬場が堪えなければ・

ヘレナモルフォは中山芝2戦2勝で2戦とも重馬場で逃げ切り。切れる脚はないが、前に行ってしぶとい脚を使うタイプ。土曜は曇り時々雨の予報。馬場悪化はプラスに働く。チャーチクワイアは東京芝1400mの未勝利戦と春菜賞を勝っている。春菜賞では中団から抜け出して阪神JF6着のガーネットチャームに勝った。三浦騎手は芝1800m重賞で[0−0−1−34]。今週は打破できるか。

抽選対象では前走紅梅S2着のマイネボヌール、前走黄梅賞3着のミッドサマーフェア、不良馬場の葉牡丹賞で3着があるハイリリー、中山芝2000mの新馬戦を圧勝しているブリッジクライム、前走東京芝2000mの新馬戦を勝ったラスヴェンチュラス、前走新馬戦を勝った藤沢和厩舎のエンパイアメーカー産駒アンアヴェンジドなど伏兵は数多い。今週も馬場傾向、脚質、枠順に注意。

WAKUWAKU競馬道場
競馬アナリストGM

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