マーチS
レース展望

ダートのハンデ重賞。過去10年で1番人気は[1−1−1−7]で2連対。57.5キロ以上は[1−1−1−0]に対し、57キロ以下は[0−0−0−7]で3着以内なし。単勝が4倍を超えた馬は[0−0−0−3]。最近2年は56キロで単勝4倍以上の1番人気が4、5着に終わった。2番人気は[1−0−1−8]で1連対のみ、3番人気は[0−0−2−8]で連対なし。人気馬は過信禁物。

馬連は50倍以上が3回、万馬券が5回。かなり荒れている。最近7年は全て50倍以上。人気薄を絡めて穴狙いに徹したい。53キロ以下は[0−0−2−23]だが、今年は出走がない。57.5〜59キロは[7−2−3−12]で重ハンデ馬の活躍が目立つ。前走から斤量増は[7−4−3−22]、斤量減は[1−3−3−61]、増減なしは[2−3−4−40]。斤量が増えた馬が勝つことが多い。

トップハンデはバーディバーディとナムラタイタンの58キロ。バーディバーディは東京大賞典、フェブラリーS、帝王賞で3着がある実力馬。58キロでは[0−0−3−0]。ユニコーンS以降未勝利だが、久々に騎乗する松岡騎手が持ってくるか。ナムラタイタンは前走武蔵野Sで重賞初制覇。直線でダノンカモンとの叩き合いを制した。今回は休み明け、初の1800mがカギ。距離延長で新味を出せるか。

シルクシュナイダーは平安Sで中団からメンバー最速の35.4秒で伸びて0.3秒差の3着。前残り決着の中、唯一鋭く伸びてきた。ここにきて地力強化は歴然。前走のアルデバランSは中団から伸びて0.2秒差の2着。勝ったエアマックールより2キロ重い56キロを背負っていた。重賞未勝利の4歳馬が57キロというのは見込まれたが、力のいる中山は合いそう。Cデムーロ騎手から三浦騎手に乗り替わる。

昨年の師走Sを勝ったタガノロックオン、前走佐賀記念2着のタカオノボル、前走1600万条件を勝ってオープン入りしたマイネルオベリスク、アイファーソング、トーセンアレス、ブルロック、川崎記念で2着があるメイショウタメトモなど伏兵は数多い。タカオノボルはダ1800mで脚抜きのいい馬場なら[2−2−0−1]。佐賀記念を勝ったピイラニハイウェイは次走ダイオライト記念で2着に入っている。

WAKUWAKU競馬道場
競馬アナリストGM

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