桜花賞
レース展望
牝馬クラシックの第一弾。07年に外回りコースに変更された。過去10年で1番人気は[3−4−2−1]で7連対。外回り変更後は阪神JF最先着馬が1番人気になり、阪神JFでの上がり3Fが1、2位なら[2−2−0−0]、3位以下は[0−0−0−1]。2番人気は[3−1−0−6]で4連対、3番人気は[1−1−0−8]で2連対。外回り変更後は5年のうち4年が1番人気と2、3番人気で決着している。
外回り変更後の馬連は2倍、1966倍、6倍、14倍で4年のうち3年が人気馬同士の堅い決着。人気が割れた08年は12−15番人気で大波乱になった。外回り変更後は18−14番、15−18番、9−18番、9−8番、8−16番枠で決着。まだ内枠の連対はないが、今年は馬場状態に注意。過去10年で安藤勝騎手は[4−1−0−3]で最近6年のうち5年で連対している。今年はプレノタートに騎乗する。
ジョワドヴィーヴルはキャリア1戦で阪神JFを制した最優秀2歳牝馬。阪神JFは中団からメンバー最速の34.1秒で外から豪快に差し切って2馬身半差で楽勝した。荒れ馬場で行われる阪神JFで小柄な馬は不振だが、あっさりデータを覆した。新馬戦をラスト3F12.1−11.6−11.0秒の尻上がりラップで楽勝したのはダテではなかった。ディープインパクト産駒で半姉にブエナビスタがいる良血馬。
復帰初戦のチューリップ賞は単勝1.3倍の断然人気に支持されたが、好位から直線で狭いスペースを割って伸び切れず0.5秒差の3着。休み明け、馬込み、重い馬場が影響したのか、直線ではいつもの切れる脚が使えなかった。馬体は2キロ増の420キロで小柄なまま。チューリップ賞は何が最も影響したのか、今回それはどうなのか。前走連対を外した馬が1番人気になるのは、1986年以降の桜花賞で今回が初めて。
ジェンティルドンナは未勝利、シンザン記念を連勝。シンザン記念は好位から抜け出して快勝。牝馬によるシンザン記念制覇は99年のフサイチエアデール以来13年ぶり。前走のチューリップ賞は中団からメンバー3位の34.7秒で伸びて0.6秒差の4着。3着ジョワドヴィーヴルとは0.1秒差。中間に熱発したこともあり、岩田騎手は先行しなかった。2ヶ月ぶりを使って馬体を減らさずにデキが上向くかがカギ。
パララサルーは中山芝1600mの未勝利、菜の花賞、アネモネSを3連勝。前走のアネモネS(不良)は3、4コーナーで激しく手が動いたが、後方からメンバー最速の37.2秒で外から力で捻じ伏せた。不良馬場で激走したため反動が心配されたが、栗東入りして乗られている。栗東留学の先駆者で3冠牝馬アパパネを管理する国枝厩舎の管理馬。馬主は昨年からスタートした社台系クラブ法人のG1レーシング。
サウンドオブハートは阪神JFで1番人気に支持されたが、3番手から伸び切れず0.4秒差の3着。大外枠スタートから馬を前に置けずに道中掛かったことが堪えた。前走の紅梅Sは直線で前が詰まって追い出しを待たされたが、メンバー最速の33.8秒で一気に差し切った。1986年以降、2ヶ月以上の間隔が空いた馬は[0−2−0−19]で2連対のみ。スピードと切れ味を松岡騎手が引き出せるかがカギ。
クイーンC勝ち馬ヴィルシーナ、同2着馬イチオクノホシ、フィリーズレビュー勝ち馬アイムユアーズ、同3着馬プレノタート、フラワーC勝ち馬オメガハートランド、同2着馬メイショウスザンナ、チューリップ賞2着馬エピセアロームなど伏兵は多士済々。チューリップ賞勝ち馬ハナズゴールは脚部不安で回避した。上位馬は強力だが、打ち破るには何が必要か。相馬眼的に評価できる馬は走る。大逆転を狙ってみたい。
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