フローラS
レース展望

オークストライアル。過去10年で1番人気は[3−1−1−5]で4連対。前走芝1600m以上で連対した馬は[2−1−1−0]で複勝率100%。前走4着以下は[0−0−0−4]で連対なく不振。2番人気は[2−0−1−7]で2連対、3番人気は[0−4−2−4]で4連対。連対馬20頭のうち7頭が6番人気以下の人気薄。9、14、10、9番人気が勝っており、極端な人気薄が勝つことが多い。

馬連は10倍台までの決着が4回あるが、万馬券が3回あり堅いか波乱の両極端。重賞実績馬が揃えば人気馬同士で堅いが、メンバーレベルが低いと大波乱になる。連対馬20頭のうち16頭が前走5着以内。前走10着以下は[0−0−1−23]で惨敗馬では厳しい。連対馬20頭のうち11頭が1勝馬、勝ち馬は10頭のうち5頭が1勝馬。オープン以上で好走経験のある1勝馬と前走ミモザ賞に出走した1勝馬に注意。

ミッドサマーフェアは前走重馬場の君子蘭賞を後方からメンバー最速の36.2秒で差し切り、3馬身半差で圧勝した。追われてから内に寄れたが、勝ちタイムは同日の毎日杯に0.1秒差の好タイム。中山芝1600mの未勝利戦も強かったが、力を出し切れば強いことをあらためて証明した。小柄な牝馬が阪神に輸送して重馬場で激走したため、中3週で反動がないことが条件になる。日曜の東京は雨が降る予報が出ている。

ヘレナモルフォは前走フラワーCで逃げて0.3秒差の4着。道悪巧者で馬場が渋ったのは良かったが、外枠スタートから押してハナを切ったことが最後に響いた。良馬場ではスピード&切れ負けしそうだが、週末は馬場が渋りそう。開幕週の馬場で粘れるか。ラシンティランテは白菊賞が強かったが、その後は精彩を欠いている。阪神JFで3番人気に支持された馬。折り合いに難しい面があるが、距離延長がいい方に出れば。

フェアリーSで0.1秒差の5着があるチェリーメドゥーサ、春菜賞の勝ち馬チャーチクワイアまでが抽選なしで出走できる。2頭とも距離をこなせるかがカギ。抽選組ではフラワーC3着のサンキューアスク、前走ミモザ賞2着のアイスフォーリス、同3着のセコンドピアット、東京芝2000mの未勝利戦を勝ったラスヴェンチュラス、前走新馬戦を勝ったレッドマーキュリーなど距離をこなせる馬が多い。今年は抽選組に注意。

WAKUWAKU競馬道場
競馬アナリストGM

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