京都新聞杯
レース展望
過去10年で1番人気は[2−0−2−6]で2連対のみ。前走皐月賞に出走した馬は[1−0−2−2]で不振傾向。2番人気は[3−2−1−4]、3番人気は[3−2−0−5]で各5連対。6〜9番人気が6連対と多い。10番人気以下は[1−0−1−52]で1連対。最近5年の馬連は48倍、41倍、9倍、10倍、18倍で前3年は人気馬同士で堅く収まったが、本命を押さえて中穴を狙う馬券作戦が妙味。
前走皐月賞出走馬は[4−1−3−10]で3着以内に入った8頭は皐月賞で15、5、17、14、5、5、9、7着。皐月賞組は3番人気以内なら[3−1−3−6]で複勝率54%。皐月賞で惨敗した馬でも人気になる馬は狙える。前走未勝利戦を勝った馬は[0−0−2−28]で3着止まり。前走500万条件から連対した10頭のうち5頭が6〜9番人気だった。穴で前走500万条件に出走した馬の激走に注意。
エキストラエンドは未勝利、あすなろ賞を連勝して臨んだ弥生賞で後方からメンバー3位タイの34.9秒で追い上げて5着に入った。内を通った馬が有利な馬場&展開で大外枠スタートから終始外を回ったことが堪えたが、最後までしぶとく伸びていた。ハナ差の6着フェノーメノは先週の青葉賞を圧勝している。ローエングリンの半弟でディープインパクト産駒。ルーラーシップで香港G1を制した角居厩舎の管理馬。
ベールドインパクトは前走皐月賞7着。きさらぎ賞で0.7秒差をつけられたワールドエースに0.4秒差なら走った方か。2走前に芝2200mのすみれSを勝ったが、前半5F64.9秒のスローペースだった。メイショウカドマツは皐月賞で速い流れで逃げたが、直線で一杯になって8着。7着ベールドインパクトとはハナ差だった。先週のビートブラックのように大逃げもあるか。テン乗りの武豊騎手に乗り替わる。
大寒桜賞勝ち馬トーセンホマレボシ、ムーニーバレーRC賞勝ち馬ニューダイナスティ、同2着のグランプリブラッド、はなみずき賞勝ち馬ショウナンカンムリ、福寿草特別勝ち馬サイレントサタデー、前走アザレア賞3着のアドマイヤバラード、前走デビュー戦で未勝利戦を勝ったヴァンセンヌなど伏兵は数多い。トーセンホマレボシはトーセンジョーダンの半弟。エンジンの掛かりが遅くズブいが、しぶとい脚を使える。
ニューダイナスティは前走スローペースで逃げ切り勝ち。過去10年でムーニーバレーRC賞勝ち馬は[2−2−1−4]で3番人気以内なら[2−1−0−1]。人気になる馬は狙える。ヴァンセンヌは前走未勝利戦で経験馬相手に大外一気を決めた。前走未勝利戦を使った馬はデータ的に厳しいが、07年のサンライズベガは0.2秒差の3着に入っている。ディープインパクト産駒が7頭出走予定。上位独占もあるか。
WAKUWAKU競馬道場
競馬アナリストGM
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