NHKマイルC
レース展望

3歳マイル王決定戦。過去10年で1番人気は[4−1−1−4]で5連対。前走毎日杯勝ち馬なら[3−0−0−0]だが、今年は出走がない。前走重賞で5着以下に負けた馬は[0−1−0−3]で不振。2番人気は[1−1−0−8]、3番人気は[1−1−2−6]で各2連対のみ。人気馬同士で決着することは少なく、10年のうち5年で9番人気以下が連対している。今年も極端な人気薄の激走に注意したい。

最近5年の馬連は308倍、19倍、141倍、20倍、11倍で万馬券が2回と荒れている。ニュージーランドT勝ち馬は[0−1−0−8]、2着馬は[0−2−0−7]で連対馬が3番人気以内になると[0−0−0−7]で連対なく不振。中山芝1600mと東京芝1600mはコースが全く違うため連動することは少ないが、今年の勝ち馬は2着に0.4秒差をつける圧勝だった。今年も馬場設定と枠順に注意。

カレンブラックヒルは新馬、こぶし賞、ニュージーランドTを3連勝。前走のニュージーランドTは内ラチ沿いの3番手から抜け出して2馬身半差で圧勝。前半3F34.0秒、5F57.6秒の速い流れで2〜7着に差し追い込み馬が入っている。新馬、こぶし賞は馬場が渋っていたが、良馬場で一気にパフォーマンスを引き上げた。ベッラレイアの秋山騎手&平田調教師のコンビ。ダイワメジャー産駒初のG1制覇なるか。

アルフレードはデビューから3連勝で朝日杯FSを制した最優秀2歳牡馬。2走前の朝日杯FSは5F57.8秒の速い流れで好位からメンバー3位の35.3秒で抜け出して2馬身差をつけた。前走のスプリングSは12着に終わったが、休み明け、重馬場、距離延長が堪えたのだろう。3戦3勝の芝1600mに戻って復活するか。陣営は昨年のNHKマイルCをグランプリボスで制したウィリアムズ騎手を確保した。

マウントシャスタは新馬、アルメリア賞を連勝。前走の毎日杯は中団からメンバー2位タイの35.7秒で早めに抜け出したが、最後にヒストリカルに差されて0.1秒差の2着。早めに動いて勝ちに行ったことでラスト11.3−12.7秒と止まったが、賞金は加算できた。レパードSの勝ち馬ボアレスの全弟で池江寿厩舎の管理馬。前走2走騎乗した池添騎手から岩田騎手に乗り替わるのが不気味。ディープインパクト産駒。

アーリントンC勝ち馬ジャスタウェイ、ファルコンS勝ち馬ブライトライン、チューリップ賞勝ち馬ハナズゴール、京王杯2歳S勝ち馬レオアクティブ、ニュージーランドT2着馬セイクレットレーヴ、朝日杯FS2着馬マイネルロブスト、新潟2歳S勝ち馬モンストールなど伏兵は多士済々。ジャスタウェイは熱発でニュージーランドTを回避。芝1600mは[2−1−0−0]の巧者。3月以降の重賞で福永騎手は[2−2−5−1]で複勝率90%。

ブライトラインは距離を短くしてレースぶりが良くなり、ファルコンS1着、ニュージーランドT4着。速い流れで折り合って上がりが極端に早くならなければ。ハナズゴールはレーティングトップの112。桜花賞を回避した影響と馬体の維持がカギ。モンストールはノドの手術をしたが、スプリングSは6着、皐月賞は9着に終わった。昨年の新潟2歳Sでジャスタウェイに勝っている。左回りは内にモタれるが、良馬場の芝1600mで見直せないか。

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