新潟大賞典
レース展望
新潟外回りで行われるハンデ重賞。過去10年で1番人気は[3−1−0−6]で4連対。最近4年連対なく不振。前走から斤量が増えた馬は[1−0−0−3]で不振。2番人気は[3−1−2−4]で4連対、3番人気は[1−1−0−8]で2連対。6〜9番人気が3連対、10番人気以下が3連対と多く、馬連は30〜80倍の中穴決着になることが多い。ハンデ戦で人気薄の連対が多く波乱傾向が強い。
55キロは[3−3−1−31]で6連対、56キロは[4−3−4−16]で7連対。55〜56キロを背負った馬が活躍している。このレースで重賞初制覇を飾る馬が多い。トップハンデは[2−2−2−15]で4連対。3番人気以内なら[2−1−1−4]で3連対だが、4番人気以下は[0−1−1−10]で1連対のみ。人気にならないトップハンデは不振。今年は開幕週に行われる点に注意したい。
スマートギアは前走中日新聞杯で7番手からメンバー最速タイの35.0秒で伸びて重賞初制覇。松山騎手が2戦連続中団から味のある騎乗で持ってきた。ハンデは1キロ増えるが、新潟外回りも守備範囲。ダノンバラードは前走中日新聞杯で中団からメンバー3位タイの35.1秒で伸びて3着。不利な大外枠から終始外を通ったことが堪えた。芝2000mは[1−0−5−0]。福永騎手から三浦騎手に乗り替わる。
トーセンラーは昨年のきさらぎ賞勝ち馬。セントライト記念で2着、菊花賞で3着に入った。前走の日経賞は重馬場で後方のまま見せ場なく10着。大外枠も堪えたか。直線が平坦で長い京都外回りが合うタイプ。京都外回り巧者は新潟外回りで結果を出す馬が多い。セイクリッドバレーは新潟芝2000mのハンデG3[2−1−1−1]で昨年の新潟大賞典を勝っている。3ヶ月ぶりの出走になるため仕上がりがカギ。
昨年の新潟記念勝ち馬ナリタクリスタル、昨年新潟で行われた福島記念2着のメイショウカンパク、前走大阪−ハンブルクC2着のメイショウウズシオ、前走福島民報杯を勝ったヒットザターゲット、同2着馬ダノンスパシーバ、中日新聞杯2着馬ダンツホウテイ、などが伏兵か。ナリタクリスタルは芝2000mのハンデG3では[3−0−1−3]で3勝を挙げているため、トップハンデ58キロを課せられた。
メイショウカンパクは福島記念で最後方からメンバー最速の33.9秒で伸びてアドマイヤコスモスに0.1秒差の2着に入った。前2走は惨敗したが、叩き3戦目でどこまで上向いてくるか。ヒットザターゲットは前4戦で3勝の上がり馬。福島民報杯は中団から徐々に進出して内から抜け出した。芝2000mは[4−0−2−1]で中日新聞杯で0.4秒差の4着がある。開幕週の新潟で上がりが早くなり過ぎなければ。
WAKUWAKU競馬道場
競馬アナリストGM
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