函館2歳S
レース展望
過去10年で1番人気は[1−3−1−5]で4連対。関東馬は[0−1−1−4]、関西馬は[1−2−0−1]、牡馬は[0−1−1−5]、牝馬は[1−2−0−0]。関東馬より関西馬、牡馬より牝馬の方が信頼度が高い。2番人気は[4−1−1−4]で5連対、3番人気は[1−1−1−7]2連対。6〜9番人気が5連対で波乱の多いレースだが、最近4年の馬連は5番人気以内の決着で中穴までに収まっている。
東西別では関東馬[3−3−6−54]、関西馬[5−6−4−51]、地方馬[2−1−0−3]で関西馬の活躍が目立つ。4番人気以内の関東馬は[1−1−2−12]で2連対のみ。関東馬、特に牡馬は人気でも過信禁物。昨年は1番人気のコスモメガトロンが10着に終わった。地方馬も通用しているが、出走した6頭は前走ラベンダーSで連対していた。今年はラベンダー賞が廃止されたため、地方馬は2頭とも初芝になる。
性別では牡馬[4−3−6−64]で連対率9%に対し、牝馬[6−7−4−44]で連対率21%。連対数と連対率とも牝馬が牡馬を上回る。仕上がりの早い早熟タイプの牝馬が活躍している。前走函館芝の新馬戦を勝った牝馬に注意。函館で行われた9年で前走函館以外だった馬は[0−1−2−12]で1連対のみ。他場参戦馬は不振だが、今年はラベンダー賞が廃止され、JRA所属馬は全て1勝馬。今年は注意が必要。
ティーハーフは阪神芝1200mの新馬戦を4馬身差で圧勝。外から早めに上がってメンバー最速の35.4秒で後続を突き放す強い内容だった。半兄に香港G1馬ラッキーナインがいる良血馬だが、まとまり感のある馬体をしており、全兄サドンストームに似たようなタイプ。サドンストームは北海道の洋芝をこなしている。武豊騎手は函館2歳Sで[1−0−2−1]で複勝率75%。97年にアグネスワールドで制している。
アットウィルは函館芝1200mの新馬戦を3番手からメンバー最速の35.2秒で抜け出して快勝。単勝1.5倍の断然人気に応えた。昨年の勝ち馬ファインチョイスの全弟で似たような雰囲気がある。領家厩舎は函館2歳S3連覇が懸かる。ストークアンドレイは函館芝1000mの新馬戦をメンバー最速タイの34.2秒で差し切り勝ち。開催初日の綺麗な馬場で切れる脚を使った。函館2歳Sで実績がある山内厩舎の管理馬。
福島芝1200mの未勝利戦を圧勝したトルークマクト、函館の新馬戦でコナブリュワーズを差し切ったジーブラック、04年の函館2歳Sを勝ったアンブロワーズの娘コナブリュワーズ、函館芝の新馬戦を勝ったローガンサファイア、阪神の新馬戦を勝ったタガノハピネス、函館ダ1000mの新馬戦を出遅れて外から捲って勝ったイーサンヘイロー、前走栄冠賞を勝ったホッカイドウ競馬のシーギリヤガールなど伏兵は数多い。
トルークマクトは逃げて好タイムで7馬身差の圧勝。過去10年で前走福島組は[0−0−1−8]。抽選に通ってデータを破れるか。ジーブラックは後方からメンバー最速の35.6秒で馬群を割って突き抜けた。小柄な牝馬だが、馬体にボリュームがあり非力ではない。ローガンサファイアは3番手からメンバー最速タイの34.9秒で差し切った。過去10年でノーザンファーム生産馬は[1−2−2−5]で複勝率50%。
★先週の予想結果
◆競馬道場(競馬アナリストGM)
尾瀬特別 3連単8,420円、南相馬特別 3連単3,180円など的中!
◆MR予想(万馬券MR)
南相馬特別 馬連600円、彦星賞 3連単1,600円など的中!
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