レパードS
レース展望

2009年新設された3歳ダート重賞。過去3年で1番人気は[2−0−1−0]で2連対。2番人気は[1−1−0−1]で2連対、3番人気は[0−1−0−2]で1連対。連対馬6頭のうち5頭が3番人気以内、残る1頭が6番人気。馬連は9倍、17倍、5倍。人気馬が活躍し、過去3年は堅く収まっている。関東馬は[0−0−0−20]、関西馬は[3−3−3−13]で関西馬が大活躍。関東馬は3着以内がない。

過去3年の1、2着馬のダート成績は09年[3−0−0−0]、[5−2−0−1]、10年[3−0−0−1]、[2−4−0−0]、11年[2−4−1−1]、[3−0−0−1]で6頭とも複勝率75%以上。ダートで3連対以上、複勝率75%以上を満たす馬を重視したい。過去3年は先行−先行、追込−差し、追込−先行で決着。新潟ダ1800mは前が残りやすい。追い込みを決めた2頭は前走JDDで善戦していた。

イジゲンはダート[3−0−0−1]で端午S以外勝っている。端午Sは好位につけたが、外から次々と捲られて行きっぷりが悪くなり、メンバー最速の35.8秒で追い込んでハタノヴァンクールに0.2秒差の4着。スムーズさを欠いて流れに乗れなかった。前走の彦星賞では古馬を問題にせず、外から捲って快勝した。出遅れ癖があるが、内田博騎手がクリアさせるか。レパードSで関東馬は不振だが、イジゲンは堀厩舎の管理馬。

フリートストリートはデビューから3連勝でヒヤシンスSを優勝。前走のJDDはハナを切ったが直線でバタバタになって2.8秒差の9着。休み明けで馬体が8キロ増えていたように仕上がり途上だったのだろう。JDDの負け方は気になるが、ひと叩きされてどこまで上向いてくるか。引き続き岩田騎手が騎乗するのは魅力。フリートストリートはロンドンの街路名。ロンドンオリンピックが行われているだけにタイムリーな馬名。

ホッコータルマエは端午Sで3番手からしぶとく粘ってハタノヴァンクールにクビ+ハナ差の3着がある。前走のJDDは5着に終わったが、外から捲られて最後まで内ラチ沿いの狭いところを走ったことが堪えた。ダートでは[3−0−1−3]で過去3年の連対馬の条件を満たさないが、先行してしぶとい脚を使えるタイプで新潟ダ1800mは合いそう。ハタノヴァンクールが勝った今年の端午Sは高レベル。注意は必要だろう。

ナムラビクターは出遅れて追い込むレースをしていたが、前走の御嶽特別では3番手から抜け出して3馬身半差で圧勝した。今回はメンバーが強化されるが、前走のように先行して真っ向勝負か。ダノンゴールドは前走檜山特別を2番手から抜け出して3馬身差で圧勝。530キロを超える大型馬が小回りの重馬場で高速決着に対応できた。青葉賞は15着に終わったが、ダートでは[3−1−1−1]でまだ大きくは崩れていない。

抽選組では前走彦星賞でイジゲンに0.1秒差2着のキングブレイク、前走福島の500万条件を圧勝したアドマイヤレイ、ダート[2−2−1−1]のアントニオピサ、ダート[2−2−0−1]メテオライトなど。キングブレイクは前走彦星賞でイジゲンに0.1秒差で負けたが、直線で前が詰まって追い出しが遅れるロスがあった。3走前の伏竜Sではハタノヴァンクールに0.2秒差の2着に粘っている。バンブー牧場の生産馬。

★先週の予想結果

◆競馬道場(競馬アナリストGM)
小倉サマーJ 馬連750円、TVh賞 3連単1,530円、WIN5 40,840円など的中!

◆MR予想(万馬券MR)
尖閣湾特別 馬単1,090円、小倉サマーJ 馬連750円、TVh賞 3連単1,530円など的中!

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