小倉記念
レース展望

過去10年で1番人気は[2−3−1−4]で5連対。単勝3倍以下は[2−2−0−1]。唯一連対を外したメイショウカイドウは59.5キロだった。単勝3.1倍以上は[0−1−1−3]で不振。2番人気は[1−2−0−7]で3連対、3番人気は[0−0−2−8]で連対なし。最近6年のうち5年で6番人気以下が連対している。最近5年の馬連は41倍、8倍、230倍、89倍、303倍でかなり荒れている。

トップハンデは[4−0−0−6]で4連対だが、小倉の鬼メイショウカイドウの2勝が含まれる。メイショウカイドウを除くと1番人気では[0−0−0−3]で不振。ハンデ戦で軽ハンデの激走もあるが、10年のうち8年で56キロ以上を背負った馬が連対している。56キロ以上を背負った重賞実績馬から軸を選んで人気薄に流す馬券作戦が有効。小倉芝1800〜2000mで強い競馬で好走した経験のある馬に注意。

トーセンラーは重馬場の日経賞11着、稍重の新潟大賞典11着と惨敗が続いたが、鳴尾記念3着、七夕賞2着と復調してきた。前走の七夕賞(稍重)はメンバー最速の35.5秒で追い込んでハナ差の2着。勝ったアスカクリチャンより2キロ重い57キロを背負っていた。これまで連対がなかった渋った馬場、57キロを克服しての2着。ディープインパクト産駒が目覚めてきたか。仏遠征から戻ってきた川田騎手に乗り替わる。

ダノンバラードは芝2000m[2−0−5−1]でレース中に落鉄した新潟大賞典4着を除き3着以内を確保。前走の関ヶ原Sは1600万条件に降級して単勝1.7倍の断然人気に支持され、中団からメンバー最速の35.4秒で豪快に差し切った。左回りでは外にモタれることが多いが、全く問題なかった。テン乗りの小牧騎手は手応えを掴んだか。詰めが甘く3、4着が多い馬。そこをいかにクリアできるかがカギになる。

アスカクリチャンは14番人気で七夕賞を優勝。好位の内からメンバー3位の36.0秒で抜け出し、トーセンラーの追撃をハナ差凌ぎ切った。芝1600m実績馬が休み明けで芝2000m重賞に使い、内田博騎手を乗せてた。心肺機能が高いため、陣営は距離をこなす自信があったようだ。七夕賞を勝ったことでハンデは2キロ増えて57キロ。今回はテン乗りの田辺騎手に乗り替わる。小倉の高速馬場をこなせるかがポイント。

芝2000mのハンデG3で3勝しているナリタクリスタル、夏の小倉で3戦3勝のエクスペディション、小倉大賞典勝ち馬エーシンジーライン、小倉で行われた中日新聞杯で2、3着があるゲシュタルト、前走七夕賞3着のミキノバンジョー、前走関ヶ原S2着のワルキューレなど伏兵は数多い。ナリタクリスタルは休み明けでトップハンデ58キロは厳しいが、芝2000mのG3では[3−0−1−4]。鞍上は武豊騎手に戻る。

エクスペディションは前4走ハンデG3で4、5、10、8着に終わったが、3戦3勝の夏の小倉で復活できるか。浜中騎手&石坂厩舎は昨年イタリアンレッドで制している。ワルキューレは前走関ヶ原Sでダノンバラードに0.3秒差の2着。今回は格上挑戦のため、4キロ減の51キロで出走できる。休み明けを除き7〜9月は[1−5−0−2]で夏に走るタイプ。北欧神話「戦の女神」と名付けられた8歳牝馬の激走はないか。

★先週の予想結果

◆競馬道場(競馬アナリストGM)
小倉サマーJ 馬連750円、TVh賞 3連単1,530円、WIN5 40,840円など的中!

◆MR予想(万馬券MR)
尖閣湾特別 馬単1,090円、小倉サマーJ 馬連750円、TVh賞 3連単1,530円など的中!

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