北九州記念
レース展望

06年に芝1200mのハンデ戦に変更され、サマースプリントシリーズの第3戦になった。過去6年で1番人気は[1−0−2−3]で1連対のみ。前走負けた馬は[0−0−0−2]、前走重賞以外は[0−0−0−2]で不振。2番人気は[0−2−1−3]、3番人気は[0−2−0−4]で各2連対。人気薄の連対が多く、馬連は107倍、386倍、15倍、31倍、65倍、30倍。ハンデ戦でかなり波乱傾向が強い。

6番人気以下で連対した5頭のうち4頭は52キロでそのうち3頭は牝馬。52キロは[4−2−0−12]で関西牝馬なら[3−2−0−4]で連対率55.6%。今年52キロで出走するのは、エピセアローム(牝3)、とシゲルスダチ(牡3)。連対馬12頭のうち8頭に小倉芝1200mで勝ち星があった。小倉芝1200mのオープン以上で実績のある馬を重視。夏は格より調子。実力よりハンデが軽く、調子のいい馬に注意。

エーシンヴァーゴウは昨年アイビスSD1着、北九州記念3着、セントウルS1着、スプリンターズS3着とスプリント重賞で活躍。その後は2桁着順が続いたが、前走アイビスSDで3着に入り復調気配。実質トップハンデの56キロを背負うが、過去6年で56キロを背負った馬は[1−0−1−0]でスリープレスナイトが勝っている。佐藤哲騎手は今夏の小倉芝1200mで2番人気以内なら[5−1−1−0]で絶好調。

エーシンダックマンは重賞では[0−2−0−6]で未勝利だが、今回を含めハンデ重賞では全て57キロを課せられている。ハンデキャッパーが評価している証しか。前走のアイビスSDはデビュー以来初めてハナを譲ったが、最後までしぶとく粘って2着を確保。夏場は安定して走っている。北九州記念は前半3F32秒台になるレースで逃げ馬は[0−0−0−6]で不振。馬主の栄進堂は4頭出し。勝たせたい馬はどの馬か。

ヘニーハウンドはキャリア1戦でファルコンSを制した馬。その後は2桁着順が続いたが、前走の鞍馬Sで内を突いてメンバー最速の32.2秒で差し切ってようやく復活を果たした。速い持ちタイムがなかった馬が1分7秒1で制した。前走騎乗した川島騎手は手応えを掴んだか。ハンデは前走から0.5キロ増で56.5キロという微妙な設定。キャリアが浅くスタートに課題があるが、芝1200mではまだ底を見せていない。

昨年の小倉2歳S勝ち馬エピセアローム、前走CBC賞5着のエーシンヒットマン、葵Sで直線一気を決めたマコトナワラタナ、シルクロードS4着馬ツルマルレオン、09年の小倉2歳S勝ち馬ジュエルオブナイル、09年の勝ち馬サンダルフォン、昨年の2着馬エーシンリジルなど伏兵は数多い。エピセアロームはクラシックで折り合いを欠いて自滅し惨敗。久々の芝1200m、ハンデ52キロで一変するか。鞍上は武豊騎手。

エーシンヒットマンは芝1200mで良馬場なら[3−1−2−1]。前走のCBC賞は重馬場で大外枠から外を回って5着ならメドは立った。浜中騎手は小倉重賞で4番人気以内なら[5−0−0−3]。マコトナワラタナは芝1200m[3−0−0−1]で強烈な末脚で現在3連勝中。葵Sでは豪快に直線一気を決めた。祖母ブゼンキャンドルは12番人気の秋華賞で直線一気を決めた馬。51キロでガツンと伸びる可能性。

★先週の予想結果

◆競馬道場(競馬アナリストGM)
関屋記念 馬単2,480円[◎○]、瀬波温泉特別 馬連3,230円、新潟12R 馬連2,050円など的中!

◆MR予想(万馬券MR)
関屋記念 馬連1,590円、釜山S 馬連・3連単14,500円、西部日刊スポーツ杯 馬連・3連単4,980円など的中!

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